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小笠原敏晶記念財団、「第3次新型コロナウイルス特別助成(現代美術分野)」を23年1月10日まで募集

最終更新日:2022年12月16日

公益財団法人 小笠原敏晶記念財団(東京都港区、理事長 小笠原三四郎)では、現代美術分野への新型コロナウイルス感染拡大の影響に対応するためにこれまで第1次(2020年度)、第2次(2021年度)と実施した「新型コロナウイルス特別助成(現代美術分野)」について、この度、第3次の募集を開始します。

本助成の最終フェーズとなる「第3次新型コロナウイルス特別助成」は、コロナ禍の経験から得た新たな知見をもとに発想するプロジェクトを支援します。今回は、困難を乗り越える際の力となる個人や団体間の協働や連帯の可能性に着目。ポストコロナ時代に向けて現代美術分野のエコシステムを更新し、定着しようとする試みを、最長3年にわたり継続助成します。

本助成を通して、日本の現代美術が緊急事態や社会の変化に果敢に応答し、安定的で力強い活動基盤と革新性に富んだ環境を育み、さらなる発展を遂げることを期待します。


【公益財団法人 小笠原敏晶記念財団】

科学技術の振興を目的に1986年9月に創設された公益助成事業財団。科学技術分野への研究助成や国際交流活動への助成を中心に、2021年度までの助成件数は延べ1,655件、助成総額は33億3,958万円に上る。2020年6月より「小笠原敏晶記念財団」と改称。創設者・故小笠原敏晶(株式会社ニフコ創業者)のかねてからの希望を実現すべく、文化・芸術の担い手への助成事業を開始。


【第1次・第2次新型コロナウイルス特別助成の実績について】

公益財団法人 小笠原敏晶記念財団では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現代美術分野における活動やプロジェクトに被害を受け、かつ、将来にわたって活動を継続するために支援を必要とする方を対象に、継続の一助となる資金を助成する制度、「新型コロナウイルス特別助成」を2020年に立ち上げ、これまでに2回の助成を実施しました。

第1次(2020年度)は、コロナ禍で経済的損失等の困難な状況にある現代美術の担い手に対して緊急支援を行い、アーティストをはじめとする様々な職種の方に本助成を活用いただきました。第2次(2021年度)は、現代美術関係者が次なる一歩を踏みだし、創造・表現活動のエコシステムが維持されるための環境整備を助成の目的として募集したところ、採択者のなかでアーティスト以外の職種が占める割合が第1次よりも大きくなるなど、更に多様な職種への支援につながりました。


詳細は下記ホームページより、募集要項をご確認ください。
https://ogasawarazaidan.or.jp/artculture/covid19/


問い合わせ先
〒108-8522
東京都港区芝5丁目36番7号 三田ベルジュビル20F ㈱ニフコ内
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 事務局 田口・時田
TEL: 03(5476)2174
URL: https://ogasawarazaidan.or.jp
E-mail: contact-arts@ogasawarazaidan.or.jp