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人工知能美学芸術展:演奏家に指が10本しかないのは作曲家の責任なのか

最終更新日:2022年12月19日

チャールズ・アイヴズは、四分音や多調、無調、ポリリズム、同時演奏、不協和音、引用、コラージュ等、多岐に亘る20世紀の主要な前衛技法を、音楽史にそれらが登場するよりはるかに早く、人知れず追究したアメリカの最重要作曲家である。

「演奏家に指が10本しかないのは作曲家の責任なのか」とは彼の言だが、ここから芸術家の構想とは本来、指の本数といったような人間という枠組を窮屈に感じるほど、自由で壮大なものであることがわかる。

「人間という枠組」とは何か。「人工知能」(AI)であれば、その窮屈な枠組から解放されて、自由に飛翔できるのか。

本企画「人工知能美学芸術展:演奏家に指が10本しかないのは作曲家の責任なのか」は、人工知能というある種の他者を想定することから芸術創作の本質に迫ろうとする、1日限りの合唱付フルオーケストラ音楽コンサートとシンポジウム、並びにホワイエで開催されるAI考察アート展である。

プレスリリースより

人工知能美学芸術コンサート

■コンロン・ナンカロウ
《自動演奏ピアノのための習作第21番》
《自動演奏ピアノのための習作第27番》
《自動演奏ピアノのための習作第36番》他

■人工知能美学芸術研究会
《2台のピアノのための四分音ハノン》(世界初演)
ピアノ:大須賀かおり、及川夕美

■チャールズ・アイヴズ
《2台のピアノのための3つの四分音曲》
ピアノ:大須賀かおり、及川夕美

■ゲオルク・フリードリヒ・ハース
《スティーヴ・ライヒ讃》
ピアノ:秋山友貴

*詳細はこちらをご覧ください。

第43回AI美芸研シンポジウム 「演奏家に指が10本しかないのは作曲家の責任なのか」

ゲスト:片山杜秀、大屋雄裕

■人工知能美学芸術研究会 《人工知能美学芸術交響曲》(世界初演)

■チャールズ・アイヴズ 《交響曲第4番》(2011年改訂批判校訂版による日本初演)

*詳細はこちらをご覧ください。

人工知能美学芸術展覧会

■《Is it the composer's fault that the performer has only 10 fingers?, CHARES IVES Symphony for full orchestra and choir and three pianos》
AI愛護団体+Midjourney

■《逆カクテルパーティー効果》
《人工知能美学芸術宣言》
《NPO法人AI愛護団体設立趣旨書》
《NPO法人AI愛護団体定款》
《人工知能美学芸術年表》
人工知能美学芸術研究会

■《フィボナッチ数列》草刈センジン

■《交響曲第4番》関連資料 チャールズ・アイヴズ

■《自動演奏ピアノのための習作》ロール コンロン・ナンカロウ

■《コンセプチュアルウイルス》 人工知能美学芸術研究会+水野貴明

*詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要

会場
パルテノン多摩
(東京都多摩市落合2-35)
会期
2022年12月25日(日)
入場料
SSチケット「S/N」非正規書籍付 12,000円
Sチケット「S/N」非正規書籍付 10,000円
Aチケット「S/N」非正規書籍付 8,000円
Bチケット 6,000円(AI美芸研からのみの販売)
アーカイブ配信チケット(バイリンガル)3,000円
*詳細はこちらをご覧ください。

開館時間
【美術展】13:00〜20:00 大ホールホワイエ
【コンサート】開演15:00〜18:00(開場14:30)大ホール
問い合わせ先
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)
E-mail:yoyaku@aibigeiken.com
主催
人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)
ウェブサイト
https://www.aibigeiken.com/exhibition2022/index.html