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アートラボ2022 第Ⅳ期 ひらくツール ふれるはなすあるく 齋藤名穂×長野県立美術館

最終更新日:2023年02月03日

長野県立美術館本館2階の「アートラボ」は、視覚以外の感覚も使った鑑賞が可能な「ラボラトリー(実験室)」となることを目指しています。2022年度第Ⅳ期展覧会では、長野県立美術館リニューアルの際に制作された「ひらくツール」と、そのデザインを担当したデザイナー齋藤名穂を紹介します。

「障がいのある方とない方が一緒に鑑賞するため」のデザインを研究・制作している齋藤は、「ふれる小さな長野県立美術館」や「たてものキューブ」「ふれるアートカード」など、視覚以外のさまざまな感覚をつかって、楽しむためのツールを開発しました。

触れて、見て、感じて、アートラボで自分の感覚を再発見し、それをだれかと共有する鑑賞の楽しさに出会ってみませんか。

ウェブサイトより)

齋藤名穂 略歴

建築家、デザイナー。UNI DESIGN主宰。ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アアルト大学)空間デザイン修士課程修了。建築の空間や場所を、見えない方と一緒に把握するための「さわる地図」を制作している。単なる触地図ではなく、使われている素材や形の触感をだれかと楽しむためのコミュニケーションツールとして、東京都庭園美術館のウェルカムルームのための「さわる小さな庭園美術館」や東京国立博物館の「東京国立博物館本館のさわる地図」などを制作。
そのほか「建築空間を、五感や個人の空間の記憶を頼りにデザインする」をテーマに美術館での展覧会空間設計を担当。最近の主な仕事に「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展、「世界を変える美しい本 タラ・ブックスの挑戦」展(Eurekaと共同設計)、「アーノルド・ローベル展」など。

展覧会概要

会場
長野県立美術館アートラボ
(長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣))
会期
2023年2月4日(土)〜5月9日(火)
入場料
無料
休館日
水曜日
開館時間
9:00~17:00(展示室入場は 16:30 まで)
問い合わせ先
長野県立美術館
TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)
主催
長野県、長野県立美術館
ウェブサイト
https://nagano.art.museum/exhibition/artlab_saitou2022