アートフラッシュニュース

13回目となる「アーティスト・イン・ミュージアム」では、「編む」ことをテーマに国内外のプロジェクトに取り組む、埼玉県出身のアーティスト・力石咲が公開制作を行います。

ー 今回の制作に寄せて ー
この世から身近な素材である糸しかなくなったら、と空想してみる。
宇宙に漂うチリが集まり地球が生まれたことを慕いながら、私はこの星に眠る残糸を手にとり世界へ漕ぎ出るだろう。

私の中に集積したもの、こみあげるものを糸に託し、編みあげ、解く。
解いた糸を手にまた歩みだす。

世界を旅し、見つめる私。

力石咲

力石咲／CHIKARAISHI Saki

1982年 埼玉県生まれ。2004年 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科卒業。 編む、解くという行為によって一本の糸が変容していく編み物の特性を、人生や自然現象、物事の成り立ちなどと重ね合わせながら制作している。 近年の舞台に「吉祥寺ダンスLAB.vol.4『エコトーン ECHO-TONE』」（吉祥寺シアター、東京／2022年）、展示に「道後オンセナート2022」（道後温泉地区、愛媛／2022年）、「宇都宮美術館開館25周年記念 全館コレクション展 これらの時間についての夢展」（宇都宮美術館、栃木／2022年）など。

関連イベント

編む－解く ワークショップ

日時｜2023年2月26日（日）10:30〜12:00／13:30〜15:00（受付は各回15分前から）
会場｜岐阜県美術館　アトリエ
定員｜各回10名、要事前申込み
対象｜どなたでも（小学2年生以下のお子様は要保護者同伴）
講師｜力石咲（AiM Vol.13 招聘作家）
参加費｜無料
申し込み期間｜2023年1月28日（土）〜2月5日（日）
＊詳細はこちらをご覧ください。

解く パフォーマンス

日時｜2023年3月12日（日）14:00〜　60分程度（受付は13:45から）
会場｜岐阜県美術館　アトリエ
定員｜40名
対象｜どなたでも（小学2年生以下のお子様は要保護者同伴）
出演｜力石咲（AiM Vol.13 招聘作家）
参加費｜無料
＊詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要