アートフラッシュニュース

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CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」2022年度 アーティスト・フェロー5組による作品発表・展覧会

最終更新日:2023年03月07日

CCBTコアプログラムの一つ「アート・インキュベーション・プログラム」にて活動する、2022年度 アーティスト・フェロー5組による作品発表・展覧会を都内各地で順次開催します。

東京2020オリンピックの開会式のドローン演出を手掛けた野老朝雄+平本知樹+井口皓太による新作発表を皮切りに、Tomo Kihara + PlayfoolによるAIと人間が共創するオリジナルゲーム、そして渋谷の街を舞台にしたARによる展覧会を開催。さらに、アーティストグループSIDE COREによる都市の変化をテーマにした映像シリーズの新作を公開します。AIやデジタルファブリケーション、ARなどの技術を駆使した表現や展覧会、そして都市に現れる様々な作品を通じ、アートとテクノロジーによる多様な表現をお楽しみください。

作品写真:Tomo Kihara + Playfool「Deviation Game Ver 1.0」

■ アート・インキュベーション・プログラムとは

CBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション・プログラム」は、国内最大規模のアーティスト・フェロー制度として、東京から世界をインスパイアする新たなアート表現の創造・研究開発を目指すものです。CCBTのアーティスト・フェローは、CCBTにおける制作費のサポート、スペース・機材の利用、専門家によるアドバイス等を受け、作品や企画を具体化し、都内での発表を行います。あわせて、CCBTにおけるワークショップやレクチャーの講師、制作プロセスの公開などを行い、CCBTを共につくりあげるパートナーとして活動しています。

ウェブサイトより)

Tomo Kihara + Playfool「Deviation Game Ver 1.0」

人間には認識できるが、AIには認識できないモチーフを描くゲームを活用し、ワークショップや展覧会などを開催。昨今では、人間による表現と見分けがつかない高品質な絵や文章のAIによる生成が話題だが、本プロジェクトでは何かを生成するのではなく、過去にその表現が存在したかを識別し、そこから逸脱(deviate)するための装置としてAIを用いている。全6回のワークショップ等を通じた参加者によるデータの蓄積は、展覧会の作品群へと反映され、AIを進化させる。AIと人間の競争と共創の関係を通じて、人間がまだ探索できていない表現の領域の開拓に挑む。

「デヴィエーション・ゲーム展 ver 1.0 ー模倣から逸脱へ」

日時|2023年3月4日(土)~3月21日(火・祝)13:00〜19:00 *休館日:月曜日
会場シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]スタジオA
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)
主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団

ワークショップ「Deviation Game — AIと競争&共創する」【全6回】

日時|2023年3月4日(土)、5日(日)、10日(金)、12日(日)、17日(金)、19日(日)(金曜日:17:00~18:30、土・日曜日:13:30~15:00)*4日、5日は終了しました。
会場シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]テックラボ ほか
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)
対象|小学4年生以上 定員:各回10名(事前申込/先着順)

浅見和彦+ゴッドスコーピオン+吉田山「Deviation Game Ver 1.0」

「Augmented Situation D」は、CCBTと渋谷市街地を舞台に、展示された作品群と携帯電話に写し出されるARの融合を楽しむ展覧会。来場者は、作品や街中にあるARマーカーを携帯電話で読み込む。すると、リアルな空間と仮想空間が融合した作品表現が立ち現れてくる。
展覧会のテーマは「祝祭」。AR技術を用いて、渋谷の都市空間に祝祭性を生み出す本プロジェクトは、都市を舞台にした芸術祭、XRによるアート表現の新たな可能性を切り拓くものである。

展覧会「Augmented Situation D」

日時|2023年3月10日(金)~3月21日(火・祝)13:00〜19:00 *休館日:月曜日
会場シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)、渋谷区内施設
主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
協力|ゲーテ・インスティトゥート東京
*詳細はこちらをご覧ください。

SIDE CORE「rode work ver. under city」

震災復興や都市開発など、都市の変化をスケートボードの視点で切り取る映像作品シリーズ「rode work」の新作を発表。2017年より発表されてきた同シリーズの待望の新作となる今回は「都市の地下空間」がテーマ。普段目に触れられることは少ないが、都市の発展とともに増殖を続ける地下空間は東京の基盤である。本作は都内の野外空間や地下空間で発表することを計画しており、鑑賞体験においても普段目に触れることが少ない場所に訪れ、東京という都市に対して新しい視点を切り拓くプロジェクトとなっている。


インスタレーション展示「rode work ver. under city」

日時|2023年3月18日(土)~3月26日(日)
会場|都内某所
主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団

関連イベント

日時|2023年3月23日(木)19:00〜 *詳細は順次公開
会場シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
(東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)
主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団



問い合わせ先
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
TEL:03-5458-2700 *13:00〜19:00(火〜日)  E-mail:ccbt@rekibun.or.jp
ウェブサイト
https://ccbt.rekibun.or.jp