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「フィルムは記録する ─国立映画アーカイブ歴史映像ポータル─」開設

最終更新日:2023年04月07日

このたび、国立映画アーカイブは、当館が所蔵する文化・記録映画など映画作品を配信するWEBサイト「フィルムは記録する ─国立映画アーカイブ歴史映像ポータル─」を、国立情報学研究所と共同で構築・開設し、2023年3月31日(金)16:00に公開する運びとなりました。

「日本アニメーション映画クラシックス」(2017年)、「映像でみる明治の日本」(2019年)、「関東大震災映像デジタルアーカイブ」(2021年)に続き、当館の所蔵コレクションを配信する4つ目のWEBサイトです。

約8万6千本にのぼる当館の所蔵フィルムのうち、劇映画ではない実写作品である文化・記録映画やニュース映画は、日本映画だけで5万本近くに及びます。本サイトでは、これまでは上映の機会や放送・パッケージでの普及が限られてきた、こうした歴史映像群を、全篇視聴可能な状態で公開します。 WEBサイトを通じて、日本の近現代において激動を繰り返してきた社会の諸相と、そこで生きてきた人々の記録を広く共有することを目指しています。

日露戦争の記録を初め、文部省が推進した科学やスポーツ、観光などを扱う教育映画、行政や企業による産業や地方振興のPR映画、皇室行事や軍事演習の記録など、題材も撮影場所も多彩な87作品を、初回分として一挙公開。今後も随時公開作品を増やしていく予定です。

(プレスリリースより)
問い合わせ先
国立映画アーカイブ「フィルムは記録する」広報担当
Email: fiad@nfaj.go.jp
ウェブサイト
https://filmisadocument.jp