アートフラッシュニュース

最新の情報は、各施設の公式ホームページなどでご確認ください。

ドットアーキテクツ展「POLITICS OF LIVING ⽣きるための⼒学」

最終更新日:2023年05月12日

TOTOギャラリー・間では、「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING ⽣きるための⼒学」を開催します。

ドットアーキテクツの特徴は、建築の計画/設計/施工/使用を同じ地平でとらえ直し、そのすべての過程に取り組むことにあります。⼿に届く範囲にある材料や人⼿、知己や地縁までも資源としてその⼒を総動員することで、すべての人が⾃ら使う建築の創造に能動的に関わる可能性をテーマにしています。

分業制による従来の建築の枠組みを⾶び越えるドットアーキテクツの一⾒型破りともいえる活動に共感して、地域の人や多彩な仲間が⾃然に集まり、仕事と遊びの両方を楽しみながら、みなが⽣き⽣きと暮らす場が今、各地で⽣まれています。たとえば⼩⾖島では、瀬⼾内国際芸術祭で「馬木キャンプ」(2013 年)を建設して以来、アートを通じた地域の教育普及の場所づくりに10 年にわたり取り組んでいます。本拠地の⼤阪・北加賀屋の「千鳥文化」(2017 年~)では、設計だけでなく運営にも携わっています。こうした具体的な場の創出に、現実に柔軟に対応しながら継続的に関わり続けていくことで、そこにふさわしい場所が徐々に⽴ち上っていきます。それら彼らが「⼩さな⾃治空間」と呼ぶものを⽣み出す⼒学(POLITICS OF LIVING)こそが、現状を突破し社会を変革する鍵だとしています。

本展では、建築の可能性を広げる彼らの活動の全貌を紹介するとともに、中庭にパターゴルフ場を出現させ、その場でパターを⼿作りして一緒に楽しめる、余暇を⾃らつくり楽しむ体験を⽣み出します。本展覧会を通して、ドットアーキテクツの「⽣きるための⼒学」の意味を⾒いだしていただければ幸いです。

ウェブサイトより)

関連イベント

ドットアーキテクツ講演会「POLITICS OF LIVING 生きるための力学」

日時|2023年6月2日(金)17:30開場、18:30開演、20:00終演(予定)
会場|イイノホール(東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビルディング4F)
講師|ドットアーキテクツ
定員|500名(予定)
参加費|無料
申し込み|事前申込制(申込期間:2023年4月7日(金)~5月16日(火))
*申込期間内にTOTOギャラリー・間ウェブサイトよりお申込みください。
*詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要

会場
TOTOギャラリー・間
(東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F)
会期
2023年5月18日(木)~8月6日(日)
入場料
無料
休館日
月曜・祝日
開館時間
11:00~18:00
問い合わせ先
TOTOギャラリー・間
TEL:03-3402-1010
主催
TOTOギャラリー・間
出展者
ドットアーキテクツ、家成俊勝、赤代武志、土井亘、池田藍、宮地敬⼦、勝部涼亮
ウェブサイト
https://jp.toto.com/gallerma/