アートフラッシュニュース
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Artpoint Meeting #12 “わたしたち”の文化をつくる─成果の見方、支える仕組み─
最終更新日:2023年06月14日
当たり前を問い直す、課題をみつける、異なる分野をつなぐ──そうしたアートの特性をいかし、地域で個人が豊かに生きていくためのよりよい関係や仕組み、コミュニティの土壌づくりに取り組んできた東京アートポイント計画。今年で事業開始から15年を迎えます。
地域の日常生活のなかに息づくアートプロジェクトを、時間をかけて育むことを試みること。単発のイベントではなく、継続的なプロジェクトを生み出すため、プロジェクトを動かすチームや担い手を重視すること。東京アートポイント計画は、東京都、アーツカウンシル東京、NPOが協働し、日々の活動には専門スタッフのプログラムオフィサーが伴走し、NPOのメンバーと対話を重ねることから「公」の文化事業を推進してきました。
アートプロジェクトを通じて、さまざまな局面で人と人とのかかわりづくりを行い、個々人の生きやすさの回路をひらく──地域に小さな文化的な営みをつくることは、その場をともにする人たちが互いに知り合い、自分たちなりの方法で、次の活動や場をつくるきっかけとなります。
一方で、その成果は時間をかけて醸成されるものです。少しずつ起こる変化や、近くで活動に参加している人たちの実感を捉えるためには、じっくりと活動に目を凝らしてみることや、いまある価値観から、ちょっと目線を変えて眺めてみないとわからないことも、しばしば……。アートプロジェクトの成果をどう伝えるかは、常に悩みの種です。
今回のArtpoint Meetingでは、アートプロジェクトで起こることや成果の見方には、どのようなものがあるのか?そして、その成果をよりよく育むための仕組みについて、ゲストを交えて、新たなことばを紡ぎます。
プログラム
・14:00~14:15 オープニング
・14:15~14:45 セッション1
「プロダクト(成果物)かプロセス(過程)か:1970年代英国アーツカウンシルのコミュニティ・アート政策を中心に」
話し手:小林瑠音(芸術文化観光専門職大学 講師)
・14:45~15:15 セッション2
「生活者が立ち上げるアートプロジェクトがグッとくる理由」
話し手:鈴木一郎太(アーツカウンシルしずおか プログラム・ディレクター)
・15:15~15:30 休憩
・15:30~16:30 ディスカッション
話し手:小林瑠音、鈴木一郎太、大内伸輔(アーツカウンシル東京)
・16:30~17:00 クロージング・交流時間
*プログラムは変更になることがございます。
開催概要
- 会場
- アーツカウンシル東京
(東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス5階) - 会期
- 2023年7月8日(土)
- 入場料
- 無料 *手話通訳あり
- 開館時間
- 14:00~17:00(開場 13:30)
- 問い合わせ先
- 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課 事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:info-ap@artscouncil-tokyo.jp - 主催
- 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
- 定員
- 80名(事前申込制)
- 登壇者
小林瑠音(芸術文化観光専門職大学 講師)
鈴木一郎太(アーツカウンシルしずおか プログラム・ディレクター)- 申込方法
- 開催日前日までに、公式サイトのウェブフォームよりお申し込みください。
*定員になり次第、申し込みを締め切ります。
*詳細はこちらをご覧ください。 - ウェブサイト
- https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/58990/