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原田裕規 個展「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」
最終更新日:2023年06月16日
日本ハワイ移民資料館を舞台に、アーティスト・原田裕規(1989–、山口県生まれ)の新作展を開催します。本展で発表する《Shadowing》は、周防大島とゆかりの深い「ハワイ移民」や島出身の民俗学者・宮本常一(1907–1981)の著作をモチーフとした映像作品。本作では、ハワイの日系アメリカ人に扮した「デジタルヒューマン」としての作家が、日系人に伝わる民間伝承に基づくさまざまなエピソードを語ります。周防大島におけるハワイ移民の歴史と、いまに続くハワイと大島郡との交流を伝える資料を保存・公開する日本ハワイ移民資料館で、現代を生きるアーティストが展開する新たな物語をお楽しみください。
原田裕規
1989 年山口県生まれ、岩国市・広島市育ち。2016 年、東京藝術大学 大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。2019 年以降は断続 的にハワイに滞在。主な個展に「どこかで?ゲンビ ビデオアート編 原 田裕規」(広島市現代美術館・鶴見分室 101、2022)、「Unreal Ecology」(京都芸術センター、2022)、「アペルト 14 原田裕規 Waiting for」(金沢 21 世紀美術館、2021)など。主な編著に『ラッ センとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013)がある。著書 『とるにたらない美術』(ケンエレブックス、2023)が近日刊行予定。
関連イベント
アーティストによるギャラリートーク
日時|6月20日(火)、7月9日(日)いずれも14:00〜
対談:畑中章宏×原田裕規
日時|7月2日(日)14:00〜
料金|500円(要別途入場券)
定員|15名(当日先着順)
展覧会概要
- 会場
- 日本ハワイ移民資料館
(山口県大島郡周防大島町西屋代上片山2144) - 会期
- 2023年6月20日(火)〜7月9日(日)
- 入場料
- 大人=400円、小・中学生=200円
- 休館日
- 月曜休館
- 開館時間
- 9:30~16:30
- 問い合わせ先
- 周防大島地人協会
TEL:090-4654-7797 - 主催
- 周防大島地人協会
- キュレーション
- 塚本麻莉(高知県立美術館主任学芸員)
- ウェブサイト
- https://suooshima-hawaii-imin.com/臨時休館について/