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ICC アニュアル 2023 ものごとのかたち

最終更新日:2023年07月13日

「ICC アニュアル」は,2006年度から2021年度まで開催し,多くの方々に親しんでいただいた「オープン・スペース」展を,その役割やコンセプトを継承しながら,2022年度より,長期展示としてリニューアルした展覧会です。

現在,仮想世界は拡張された現実世界として,私たちの現実の一部となり,ヴァーチュアルなものもまた現実世界における実在とみなされるようになっています。

メタヴァースやミラーワールドといった現実世界の拡張された場としての仮想世界が,現実世界と連続した新しいリアリティを持ちはじめ,そこでは,リアル(現実)とヴァーチュアル(仮想)という二項ではなく,フィジカル(物理空間)かデータ(情報空間)かの違いととらえられています。

私たちをとりまく見えないものごとの数々にかたちを与えることは,これまでもアートの領域で大きなテーマとなってきました。データの視覚化や解析の方法によって,得られる結果が変わっていくように,さまざまな不可視の事象にかたちを与えるのかによって,さまざまな表現の可能性が広がっています。

今年度のICCアニュアルでは,拡張された現実世界としての仮想世界が,私たちの生活環境として浸透しつつある現在,物事や出来事のかたちはどのように変化するのか,私たちの記憶,ふるまいはどのように表されうるのかを,さまざまな異なるテーマの作品から考察します。

ウェブサイトより)

関連イベント

関連作品上映

菅野歩美《アトピアで盆踊り》2023年/15分25秒
伊阪柊《Reconnaissance “Tephra”》2022年/24分0秒
伊阪柊《The Spumoni》2023年/28分9秒
総上映時間:約70分


上映期間|2023年6月24日(土)〜2024年1月14日(日)の原則として毎金曜日,土曜日,日曜日,祝日
会場|ICC4階 シアター
定員|29名(このうち車椅子席 2)*当日先着順
*詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要

会場
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーB
(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4F)
ハイパーICC
会期
2023年6月24日(土)〜2024年1月14日(日)
入場料
一般=500円
大学生=400円
高校生以下=無料

ICC年間パスポート=1,000円
休館日
月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日),保守点検日(8/6),年末年始(12/28–1/4)
開館時間
11:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
主催
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)
出品作家
伊阪柊、evala、菅野歩美、小光、津田道子、東京大学 舘知宏研究室 × 野老朝雄 × [    ] 、時里充、Natura Machina(筧康明+ミカエル・マンション+クアンジュ・ウ)
*詳細はこちらをご覧ください。

企画協力・制作
畠中実,指吸保子
キュレトリアル・チーム
畠中実,指吸保子,鹿島田知也
ウェブサイト
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2023/icc-annual-2023-shapes-of-things/