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つくりかけラボ12「三沢厚彦|コネクションズ 空洞をうめる」

最終更新日:2023年08月28日

今回のつくりかけラボは、彫刻家の三沢厚彦さんをお迎えし、三沢さんがともに活動するアーティスト、キュレーターらと、千葉の街から着想を得たプロジェクトを展開します。

千葉市美術館は、科学館や神社をはじめ、文化施設が多くあるエリアにあります。「空洞をうめる」というテーマは、全国各地で展覧会を行ってきた三沢さんが、都市に共通する問題として感じた、文化や経済といったさまざまな「空洞化」への関心から始まりました。プロジェクトでは、三沢さんたちが来場者とともに、「空洞をうめる」作品を作っていきます。はたして「空洞」は「埋められる」のでしょうか、それとも「生まれる」のでしょうか? 美術館を起点に、街と作家、来場者がコネクトしていく空間をお楽しみください。

コネクションズ

彫刻家の三沢厚彦を中心に、表現方法の異なるアーティストが交差=関係し合うことから、新たな表現を生み出していく。2022年に小田原三の丸ホール(神奈川)で開催された「コネクションズ―さまざまな交差展―」に参加した三沢、志村信裕、中野仁詞、八木良太に加え、大山エンリコイサムを招き、「空洞をうめる」をテーマに千葉市美術館で数々のプロジェクトを展開する。

ウェブサイトより)

三沢厚彦

1961年京都府生まれ。幼少期から京都や奈良の仏像に親しむ中で、彫刻の魅力に惹かれ、彫刻家を志す。高校、大学と彫刻科で学び、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻を修了。小学生の頃からポピュラーミュージックにも親しみ、音楽に対する造詣も深い。2000年に動物の姿を等身大で彫った木彫「ANIMALS」シリーズの制作を開始。同年より西村画廊(東京)で個展開催。2007年から「三沢厚彦 ANIMALS+」展が平塚市美術館を皮切りに全国5会場を巡回。その後も現在まで各地の美術館で個展を多数開催。
主な受賞歴に2001年第20回平櫛田中賞受賞。2005年第15回タカシマヤ美術賞受賞。2019年第41回中原悌二郎賞受賞。現在、神奈川県在住。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科特任教授。>

関連イベント

ワークショップ「影を集める」

コネクションズのメンバーであるアーティストの志村信裕さんといっしょに、アクリル板に映った影をペンで写し取り、彩色してかたちに残すワークショップを開催します。できあがった作品は、つくりかけラボの空間に展示し、プロジェクトの一部になります。

日時|9月18日(月・祝)13:30〜15:00
会場|4階 市民アトリエ1,2、美術館周辺
講師|志村信裕
対象|小学生〜大学生 *小学校低学年のお子さまは保護者同伴
定員|10名
参加費|無料
申し込み|事前申込制*申込多数の場合は抽選
申し込み締切|9月6日(水)
*詳細はこちらをご覧ください。

展覧会概要

会場
千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
(千葉県千葉市中央区中央3-10-8)
会期
2023年7月14日(金)〜10月15日(日)
入場料
無料
休館日
9/4(月)、10/2(月)
開館時間
10:00〜18:00(金・土は20:00まで)
問い合わせ先
千葉市美術館
TEL:043-221-2311
主催
千葉市美術館
ウェブサイト
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/lab/23-7-14-10-15/