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美術の中のかたち―手で見る造形 遠藤薫「眼と球」
最終更新日:2023年09月06日
兵庫県立美術館では、前身の兵庫県立近代美術館(1970年開館)から収集活動を続け、現在10,000点を超える作品を収蔵しています。「2023年度コレクション展Ⅱ」では、昨年新たに当館のコレクションに加わった新収蔵作品を主役に据えた特集「Welcome!新収蔵品歓迎会」と、毎年恒例の手で触れて作品を鑑賞できる小企画「美術の中のかたち―手で見る造形」展を開催します。(会期中一部展示替えを行います。)
遠藤薫
1989年大阪府生まれ。2013年沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。2016年志村ふくみ主宰アルスシムラ卒業。土地に根ざした工芸や生活においてほとんど意識されがたい社会的、歴史的事象を、主に染織技法を用い制作された工芸品や市井の人々へのインタビュー、文献のリサーチなどを基に探求する。作品は、雑巾や落下傘、船の帆といった種々の布や、琉球ガラスや船それ自体にまで至る。それらを作家自身が「使う」ことによって、工芸がもつ両義性や複雑さを明るみにだす。歴史の根本を解きほぐすようなそうした作品群は、沖縄とアメリカ軍や、羊毛産業と軍需産業といった事象にまでも拡張される。
展覧会概要
- 会場
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兵庫県立美術館 常設展示室(1階、2階)
(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1) - 会期
- 2023年9月9日(土)〜12月24日(日)
*会期中一部展示替えを行います - 入場料
- 一般=500円、大学生=400円、70歳以上=250円
高校生以下=無料
障がい者手帳等をお持ちの方=無料 - 休館日
- 月曜日(ただし9/18(月・祝)、10/9(月・祝)は開館、9/19(火)、10/10(火)は休館)
- 開館時間
- 10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
- 問い合わせ先
- 兵庫県立美術館
TEL:078-262-1011 - 主催
- 兵庫県立美術館
- ウェブサイト
- https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_2309/index.html