アートフラッシュニュース
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東京ビエンナーレ2023「リンケージ つながりをつくる」
最終更新日:2023年09月27日
“東京”のまちを舞台に“2年に1度”開催する国際芸術祭。世界中から幅広い分野のアーティストやクリエイターが集結し、まちや人々の営みに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げる芸術祭として始動。第2回となる東京ビエンナーレ2023のテーマは、「リンケージ つながりをつくる」。リンケージ(Linkage)とは、関係性=つながりを意味し、人間関係に限った事柄だけではなく、場所、時間、生物、植物、できごと、モノ、記憶、情報等、あらゆるものが複雑に絡み合い変容しながら存在する世界に、わたしたちが見いだしていく「関係性=つながり」への希望と決心をあらわしています。
総合ディレクターからのメッセージ
東京の地場に発する国際芸術祭・東京ビエンナーレ2023「リンケージ つながりをつくる」の開幕を前にした今、市民とつくりあげていくこの芸術祭がどのようなものになるのか、皆様と一緒に目にすることを待ち望んでいます。
今回の東京ビエンナーレは「リンケージ つながりをつくる」をテーマに準備を重ねてまいりました。このたび体験していただくプロジェクトの多くは、東京という場に息づいているつながりを今あらためてとらえること、そしてそこから新しいつながりをつくりあげることを目指して、東京のさまざまな場所から立ち現れたものです。ユニークかつ多彩な文化の地層を持つ都市・東京に、アートという自由な視点がどのような多様な「つながり」を見いだしたのか、夏会期・秋会期を通じてじっくりとご覧いただければと願っています。そして、東京ビエンナーレ2023が、皆様一人ひとり、ご自身にとって大切な「つながり」を見いだすことができる場となることを期待します。
展示・イベント
東京都心北東エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア) 、歴史的建築物、公共空間、学校、店舗屋上、遊休化した建物等(屋内外問わず)で開催中。
*詳細はこちらをご覧ください。
大丸有アートアクション
東京ビエンナーレ2023内のアートイベントである「大丸有アートアクション」は、東京のビジネス中心地である大丸有エリア内5カ所で展開します。誰もが参加できる市民参加型のアートプロジェクトや、大手町ファーストスクエアにおける屋外壁画のライブペインティングなど個性あふれるユニークな作品展示を予定し、様々なアートプロジェクトに触れることができます。本イベントを通して、エリア企業とエリアワーカーや近隣住民をはじめとするコミュニティ、そして東京ビエンナーレで活動するアーティストやクリエイティブに参加する方々とのあたらしい“つながりをつくる”持続的なコラボレーションを目指し、より多くの人々にアートを通じて社会課題や地域課題を考える機会を提供いたします。
実施プロジェクト
■Slow Art Collective Tokyo(Slow Art Collective)
■東京のための処方「HYPERNOVA」(シャーロット・デ・コック)
■すぐ傍にみつけたあなたの分身(薄久保香)
開催概要
- 会期
- 秋会期(成果展示)=2023年9月23日(土)〜11月5日(日)
- 入場料
- 一部の会場(特別鑑賞会場)へのご入場は有料です。
*詳細はこちらをご覧ください。 - 問い合わせ先
- 一般社団法人東京ビエンナーレ
TEL:03-5816-3220 E-mail:info@tokyobiennale.jp - 主催
- ⼀般社団法⼈東京ビエンナーレ
- 総合ディレクター
- 中村政人、西原珉
- 後援
- 千代田区、中央区、文京区、台東区、一般社団法人 千代田区観光協会、一般社団法人中央区観光協会、一般社団法人文京区観光協会、東京藝術大学、アイスランド大使館、イタリア大使館、オーストラリア大使館、オランダ王国大使館、カナダ大使館、駐日シンガポール共和国大使館、タイ王国大使館、ドイツ連邦共和国大使館、トルコ共和国大使館、ニュージーランド大使館、ブラジル大使館、ベルギー大使館
- ウェブサイト
- https://tokyobiennale.jp/?lang=ja