アートフラッシュニュース

小笠原敏晶記念財団は、10月1日から、文化・芸術分野の4つの助成事業の募集を開始しました。総額：7,500万円の助成を予定しています。

①調査・研究等への助成＝助成総額：5,000万円、②現代美術の翻訳助成＝助成総額：1,000万円、③後期 交流助成＝助成総額：500万円、④後期 渡航・旅費等の助成＝助成総額：1,000万円 です。

当財団は、現代美術分野において、世の中に新しい価値を生み出せる人たちを応援しています。リスクを恐れず、常識を打ち破り、社会に人間らしい豊かさをもたらすこと。そこに使命を見出し、意欲を注ごうとする創造的なチャレンジャーたちを支援することで、イノベーション創出の一助となることを願っています。

募集中の助成事業

調査・研究等への助成

目的
日本の現代美術分野における「調査・研究」の担い手に対して助成し、調査・研究活動の充実を通して、現代美術の発展や国際的な展開を図ることを目的とします。
助成対象
日本の現代美術に対して調査・研究活動を行っている、現代美術分野の研究者や、アーティストによる作品制作や発表に係る調査・研究活動
対象期間
2024年1月以降（覚書締結後）～2025年3月末まで
募集期間
2023年10月1日（日）～10月31日（火）12時（正午必着）
助成金額
総額　5,000万円（30万円～300万円/件）
公式サイト（URL）
https://ogasawarazaidan.or.jp/artculture/research/

現代美術の翻訳助成

目的
日本の現代美術に関する日本語のテキスト、資料等の良質な英語翻訳を支援し、日本の現代美術の現状と多様性を国際的に、広く、正確に、紹介・周知することを目的とします。
助成対象
現代美術分野で活動する個人または団体
日本の現代美術に関する日本語のテキストの英語への翻訳費用
対象期間
2024年1月から2024年12月末までの1年間に翻訳作業を開始し完了すること。
募集期間
2023年10月1日（日）～10月31日（火）12時（正午必着）
助成金額
総額　1,000万円（30万円～200万円/件）
公式サイト（URL）
https://ogasawarazaidan.or.jp/artculture/translator/

交流助成（後期）

目的
日本の現代美術のあらゆる担い手の交流を促進する会議等の開催を支援し、同分野の活性化と発展を図ることを目的とします。
助成対象
日本国内で実施する現代美術関連の会議開催費用の一部または全額支援
対象期間
日本国内で実施する現代美術関連の会議開催費用の一部または全額支援
募集期間
2023年10月1日（日）～10月31日（火）12時（正午必着）
助成金額
総額 500万円（上限50万円/件）
公式サイト（URL）
https://ogasawarazaidan.or.jp/artculture/exchange/

渡航・旅費等の助成（後期）

目的
日本の現代美術のあらゆる担い手に対して、日本国外で開催される国際会議等への参加や国際移動を伴う展覧会業務に係る国際旅費を支援することで、日本の現代美術の国際的な発展を図ることを目的とします。
助成対象
日本国外で開催する会議、展覧会、レジデンス・プログラムへの参加に必要な旅費等への支援（詳細は下記URLから募集要項を参照ください。）
対象期間
2024年4月から2024年9月末まで
募集期間
2023年10月1日（日）～10月31日（火）12時（正午必着）
助成金額
総額　1,000万円（上限50万円/件）
公式サイト（URL）
https://ogasawarazaidan.or.jp/artculture/travel/