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さいたま国際芸術祭2023

最終更新日:2023年10月11日

さいたま国際芸術祭は、さいたま市を舞台に3年に一度開催される芸術祭。2016年に一回目の芸術祭を開催して以来、文化芸術を活かした地域の活性化や都市の魅力向上を目指し、文化芸術都市としてのさいたま市を創造するため、国内外のアーティストと共に展開している。市民と市民、市民とアーティスト、アーティストと地域が交流する機会を創出する「共につくる、参加する」市民参加型の芸術祭として、さいたま市内で広く開催する。

ウェブサイトより)

さいたま国際芸術祭2023 開催テーマ「わたしたち」

あなたにとって「わたしたち」とは、誰を指すだろう。
日本を代表する「生活都市」さいたま。人々が日本の中心地へ向かい、そして戻ってくる場所。中心へ、あるいは発展の 一途へと脈々と続けられる人間の行動を、とても間近に、そしてそっと側から眺める都市。確たる「主体」というような、 積極的な視点からは少しだけ身を引いた、漠然とした感性のあわいが留まる地。この地域には語りきれないほど多種 多様の魅力がある。しかし、それをこうだと決定づけようとした瞬間、何かふっと大切なものが失われてしまう、そんな 感覚を伴うことがある。いつの間にか加担してしまうこの現実世界から少し距離を取るために、私が尚も「わたし」であ り続けるために、決して誰かに明確に語られることなく、とても密やかに日常に繰り広げられる、人間の「無自覚」への 微かな抵抗。

この客体的な空間 さいたま から、芸術祭を、そして都市を、更にはこの世界を、もう一度「みる」。気候変動、社会格差、 分断、戦争。現代社会を取り巻く、もはや私たち自身の加害性を抜きに語ることのできない様々な問題。この時代を生 きる私たちは、一体どのように「わたし」の延長線上に、この世界を捉えることができるだろう。あらためて、私たちが「わたしたち」をみる。そんな機会を、このさいたまの地から届けたい。

現代アートチーム 目[mé]

参加アーティスト

プッティポン・アルーンペン(映画作家)、ジム・オルーク(音楽家/作曲家/プロデューサー)、ミハイル・カリキス(アーティスト)、平尾成志(盆栽師)ほか
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イベント情報

現代アートチーム目[mé]ディレクションによる芸術祭メイン会場には、国内外から多様なアーティストが参加。メイン会場・大ホールでは、音楽コンサート、新作のパフォーミング・アーツ公演、 映画作品の上映、市民文化団体による公演など、さまざまな演目と、それらの準備やリハーサルの風景が連日公開される(スケジュールをみる)。また、「市民プロジェクト」や「連携プロジェクト」においても、市内各所のさまざまな文化施設等で展示やイベントなどが連日開催される。

①メイン会場・大ホール

10月12日(木):市民文化団体 コカリナ・オーク演奏会 ほか
10月14日(土):映画「ボヤージュ・オブ・タイム」ほか
10月15日(日):短編アニメーションプログラム、映画「セノーテ」ほか
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②さいたまアーツセンタープロジェクト2023

10月13日(金):ウィークデーアーツプログラム/金曜日の芸術学校 「ダイアログ in さいたま vol.2」
10月18日(水):ウィークデーアーツプログラム/深呼吸する水曜日 「能楽・金春流・二木屋 vol.2」
10月22日(日):スペシャルプログラム(アーツスクールプログラム)さいたまドキ土器ワークショップ ほか
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③アーツさいたま・きたまち

10月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日):ART-Chari 2023 ほか
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④創発inさいたま

10月21日(土)、22日(日):埼大・藝大協働プロジェクト「サイトシーイング・ バスカメラ」によるカメラ空間体験バスツアー ほか
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開催概要

会場
メイン会場:旧市民会館おおみや
その他会場:RaiBoC Hall(市民会館おおみや)、氷川の杜ひろば(大宮図書館)、大宮盆栽美術館、漫画会館、岩槻人形博物館、鉄道博物館、埼玉県立近代美術館、うらわ美術館、さいたま市文化センター、その他市内各所
会期
2023年10月7日(土)〜12月10日(日)
入場料

【1DAYチケット】
入館日のみメイン会場を鑑賞できるチケット(再入館可)

一般2,000円/さいたま市民1,500円
【フリーパス】
会期中何度でもメイン会場を鑑賞できるチケット
*購入特典(ストラップ付きパスケース)あり
一般5,000円/さいたま市民3,500円
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休館日
月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)
開館時間
[日・火~木] 10:00~18:00
[金・土] 10:00~20:00
(最終入館は閉館30分前まで)
主催
さいたま国際芸術祭実行委員会
プロデューサー
芹沢高志(P3 art and enviroment 統括ディレクター)
ディレクター
現代アートチーム 目 [mé]
ウェブサイト
https://artsaitama.jp