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新たなエコロジーと芸術上の実践

最終更新日:2023年12月08日

ポストコロナ時代の新たなエコロジーの思想とは?それにアートはどう応答していくのか。新たなエコロジー思想の提唱者として知られるティモシー・モートン氏を招き考えます。

世界的に知られる哲学者 ティモシー・モートン氏は『自然なきエコロジー ──来たるべき環境哲学に向けて』のなかで、自然と人間との二元論に陥りがちなエコロジー思想から、自然を取り除き、ほかの様々なものと同列に人間も取り巻かれる新しいエコロジーの思想を説きました。奇しくも、新型コロナウイルスによるパンデミックや、環境変動による災害は、人間もまた自然の一部であることを痛感させられました。この変化した社会にとっての自然の認識のなかで、アートはどう応答していくのでしょうか。

こうした問いに対して、人類学者の山極壽一氏、アーティストのAKI INOMATA氏、哲学者の篠原雅武氏を迎えシンポジウムを開催します。西田幾多郎や鈴木大拙といった優れた哲学者を生んだ金沢の地で、禅の思想もポストコロナ時代の新しいエコロジー理論として捉え直し、現代アートの創造につなげていきます。

ウェブサイトより)

登壇者

キーノート・レクチャー:ティモシー・モートン
ディスカッション:ティモシー・モートン、山極壽一、AKI INOMATA、篠原雅武
モデレーター:長谷川祐子
司会:本橋仁

プログラム

13:30〜13:40 挨拶:長谷川祐子(10分)
13:40〜14:40 キーノート:ティモシー・モートン
14:40〜15:00 休憩(20分)
15:00〜15:45 ショートレクチャ(45分|各15分)
        山極壽一|AKI INOMATA|篠原雅武
15:45〜16:25 ディスカッション[モデレーター=長谷川祐子](40分)
16:25〜16:45 質疑応答[モデレーター=長谷川祐子](20分)

開催概要

会場
金沢市文化ホール 大会議室
(石川県金沢市高岡町15番1号)
会期
2023年12月17日(日)
入場料
一般=1,000円
25歳以下=無料
チケットはPeatixにて販売中
開館時間
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL:076-220-2801(火〜日、祝日10:00〜18:00)
問い合わせ先
金沢21世紀美術館 学芸課
TEL 076-220-2801
(火〜日、祝日10:00〜18:00)
主催
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
ウェブサイト
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=69&d=2067