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感覚する構造 関連イベント「構造家・佐々木睦朗特別講演会」

最終更新日:2024年02月13日

現在WHAT MUSEUMでは、「感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」を開催しています。本展では建築の構造デザインにフォーカスし、模型を介してその理解を深めることができます。展覧会は4つのテーマで構成され、薬師寺や白川郷といった歴史的な建築物から現代建築まで、40点以上の構造模型を展示しています。

「建築家と構造家の協働」というテーマの展示では、2023年に構造デザインの分野で国際的に高い評価を受け、Torroja Medal(トロハメダル)を受賞した構造家・佐々木睦朗氏の作品に焦点を当てています。佐々木氏は磯崎新氏、伊東豊雄氏、妹島和世氏+西沢立衛氏/SANAAら、現代建築をけん引する建築家と協働し、数々の名建築の誕生に寄与してきました。展示では、佐々木氏が携わった建築作品の模型やインタビュー映像を通して、その制作の裏側に迫ることができます。

本イベントでは、佐々木氏が登壇し、本展で展示している「あなぶきアリーナ香川(香川県立アリーナ)」や近作の「京都市立芸術大学」など、これまで手掛けた作品の構造デザインについて語ります。それぞれの歴史的な位置づけや自身の歩みを振り返りながら、総括的な視点でお話しいただきます。対談相手には、建築家・難波和彦氏を迎えます。難波氏の「箱の家」シリーズの構造設計は佐々木氏が担当しており、当館内の建築倉庫では、企画展示「難波和彦『箱の家』の展開」も同時に開催しています。この講演を通じて、両氏の経験や考えに触れ、建築の創造的なプロセスや設計の挑戦に対する理解が一段と深まる機会を提供します。

なお、本講演会は2回に分けて開催し、次回はメインスピーカーが難波氏、対談相手が佐々木氏となります。第2弾の講演会は今春以降に予定しています。

プレスリリースより

展覧会概要

感覚する構造- 力の流れをデザインする建築構造の世界 -

会期|2023年9月30日〜2024年2月25日(前期)
会場WHAT MUSEUM(東京都品川区東品川2-6-10)
開館時間|11:00〜18:00(最終入館17:00)
休館日|月曜(祝日の場合、翌火曜が休館)
入場料|一般=1500円、大学生・専門学校生=800円、高校生以下=無料
*詳細はこちらをご覧ください。

特別講演会 開催概要

会場
WHAT MUSEUM
(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
会期
2024年2月18日(日)
入場料
無料
*講演会への参加には、別途イベント付き展覧会チケットの購入が必要です
*詳細はこちらをご覧ください。

開館時間
10:30~12:00(受付開始:10:00〜)
*講演開始10分前までにWHAT MUSEUMにて受付をお済ませください。
主催
WHAT MUSEUM
登壇者
佐々木睦朗、難波和彦
定員
80名(事前申込制・先着順)
*詳細はこちらをご覧ください。

ウェブサイト
https://what.warehouseofart.org/events/sense-of-structure_first-term_event5/