アートフラッシュニュース

高松市美術館では、開館35周年を記念し、国内外で精力的な活動を続ける音楽家・野村誠によるコンサートを開催します。クラシカルなものからポップなものまで野村が生み出す音楽は幅広く、コンサートホールのほかにも、鉄道の駅、銭湯、老人ホームなど様々な場所で演奏し、聴く人々に音楽の楽しさを伝えています。

このたびのコンサートで野村は、高松市美術館開館35周年を記念し、美術館にユニークな3つの新曲を届けます。

① 香川が世界に誇る石・サヌカイトの音を最大限に引き出すべく、ヴァイオリンやピアノと対置させたアンサンブル。

② 高松市出身の童話作家・村山籌子（むらやま かずこ、1903～46）の童話「ライオンの大ぞん」（1929年）を題材にした合唱曲。

③ 美術館の空間に応答する即興セッション。香川のサヌカイト奏者、中学生の合唱部、気鋭のヴァイオリニストと共演!

高松市美術館のエントランスホールに野村が出現させるユニークな音楽空間にぜひご期待ください。 また関連イベントとして、コンサート当日に、サヌカイトを用いて高松市美術館の新しい開館・閉館音楽を作るためのワークショップも開催しますので、ぜひご参加ください。

関連イベント

ワークショップ「サヌカイトを鳴らして美術館の開館・閉館音楽づくりに参加しよう！」

参加者の皆さんにサヌカイトを鳴らしていただき、その音を録音していきます。録音された音は、後日、野村誠により編集／作曲され、美術館の新しい開館・閉館音楽として生まれ変わります。

日時｜3月3日（日）13:00～14:30
会場｜1階講堂
対象｜どなたでも
参加費｜無料（事前予約不要）＊当日会場にお越しください。

開催概要