オススメ展覧会
生誕120年 文豪川端康成と美のコレクション展
2019年11月01日号
日本人初のノーベル文学賞受賞作家・川端康成(1899-1972)は、きわめて多彩な美術品を収集していたことでも知られています。そのコレクションは、国宝に指定される浦上玉堂《凍雲篩雪図》と池大雅・与謝蕪村《十便十宜図》をはじめ、土偶や仏像などの古美術から東山魁夷・古賀春江・草間彌生といった近現代日本美術、ロダン・ピカソといった西洋美術にまで至る幅広いものです。
とりわけ戦後を代表する日本画家・東山魁夷(1908-1999)とは深い交流があり、コレクションにはスケッチや習作、書籍の装丁原画ほか、多くの東山作品も含まれています。
本展では、川端康成が収集した美術品を紹介しその審美眼を探るとともに、近年自邸で新たに発見された、初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡や、夏目漱石・太宰治・谷崎潤一郎・三島由紀夫ら文豪たちの書幅や川端宛の書簡、生前の愛用品なども公開し、川端のひととなり、そして巨匠たちの交流にも焦点をあて紹介します。[美術館サイトより]
姫路市立美術館
地域 | 近畿 |
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会場 | 姫路市立美術館 兵庫県姫路市本町68-25 姫路文学館 兵庫県姫路市本町68-25 |
会期 | 2019年9月14日(土)~11月4日(月・振休) |
入場料 | 2館分観覧料 一般=1,400(1,120)円 高大生=600(480)円 小中生=300(240)円 *( )内は20人以上の団体料金 |
休館日 | 月曜日(9/16、9/23、10/14、11/4は開館)、9/17、9/24、10/15 |
開館時間 | 10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | tel. 079-222-2288(姫路市立美術館) |
主催 | 姫路市立美術館、姫路文学館、神戸新聞社 |
公式サイト | http://www.city.himeji.lg.jp/art/exhibitions.html |