オススメ展覧会
舟越桂 私の中にある泉
2021年01月15日号
現代日本を代表する彫刻家、舟越桂(1951–)は、東京藝術大学大学院在学中に函館のトラピスト修道院から聖母子像制作の依頼を受けたことを契機に、本格的に木彫での人物像の制作を開始しました。…
舟越は、一貫して人間の姿を表すことにこだわり、「自分の中の水の底に潜ってみるしかない」と、創造にあたってまず自分自身と向き合う姿勢をとり続けてきました。その背後には「ある個人を特定して語っていく事、それが普遍的に人間について語る事になっていく」という思いがあり、また創作の源となる作者の内面は、ひそかに外につながる水脈を保つ地底湖のように、社会的あるいは個人的な様々な事象を受けとめ揺らぎ続けてもいるのです。
本展ではこの作家の心のありようを、「私の中にある泉」と呼びます。そして、1980年代から今日までの代表的な彫刻作品にくわえ、ドローイング、版画、何かを思うたびに書き留められるメモ、自作のおもちゃや小物などをつぶさに見ていくことで、作品が生み出される作家自身の内なる源泉の姿そのものを探ります。[美術館サイトより]
渋谷区立松濤美術館
地域 | 東京都 |
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会場 | 渋谷区立松濤美術館 東京都渋谷区松濤2-14-14 |
会期 | 2020年12月5日(土)~2021年1月31日(日) |
入場料 | 一般=500(400)円 大学生=400(320)円 高校生・60歳以上=250(200)円 小中生=100(80)円 *( )内は10名以上の団体及び渋谷区民の料金 *土・日・祝は小中学生無料 *毎週金曜日は渋谷区民無料 *障がい者及び付添の方1名は無料 |
休館日 | 月曜日 |
開館時間 | 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | tel. 03-3465-9421 |
主催 | 渋谷区立松濤美術館 |
公式サイト | https://shoto-museum.jp/exhibitions/191funakoshi/ |