オススメ展覧会
黒田泰蔵
2021年03月01日号
黒田泰蔵(1946–)は、静謐な白磁の造形で世界的に知られています。20歳でパリに渡り、1967年にカナダで陶芸に出会った黒田は、帰国後の1982年に初個展を開催します。白磁の作品を初めて発表した1992年からは、これが創作の中心となってゆきました。
黒田の白磁作品は、薄く緊張感のある輪郭線をもちながら、表面には柔らかく美しい弧を描く轆轤目が見られ、見る者にそれぞれの作品の確かな存在感を印象づけます。作家は、白磁のうつわをつくることを「イエスとノーの間の言葉」を表現することに例えています。つまり、言葉にならないことを、かたちにして共有する方法だと捉えているのでしょう。
本展では、イセ文化基金所蔵品と大阪市立東洋陶磁美術館所蔵品を中心に、黒田泰蔵の白磁作品約60点を展示いたします。[美術館サイトより]
オススメ展覧会
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大阪市立東洋陶磁美術館
地域 | 近畿 |
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会場 | 大阪市立東洋陶磁美術館 大阪府大阪市北区中之島1-1-26 |
会期 | 2020年11月21日(土)~2021年7月25日(日) |
入場料 | 一般=1,400(1,200)円 高大生=700(600)円 *( )内は20名以上の団体料金 *中学生以下無料 *大阪市在住の65歳以上の方は無料(証明書等提示) *障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料 |
休館日 | 月曜日(5/3は開館)、5/6 |
開館時間 | 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | tel. 06-6223-0055 |
主催 | 大阪市立東洋陶磁美術館 |
公式サイト | http://www.moco.or.jp/exhibition/current/?e=565 |