11月24日(火)
映画「ネネットとボニ」 シネマスクウェアとうきゅう
かすかな兄妹愛だけが、この映画をかろうじて支えている。ロジカルな構成、生気、怒り、残酷さもない。不毛な虚無こそ、この映画が鮮やかに切り取るフランス文化の現況ではないだろうか。