1月15日(金)ニューヨーク
ウォルター・ニーダーメイヤー
 1/12−2/6
 ロバート・ミラー・ギャラリー

彼の地元のイタリア・アルプスの風景をパノラマで撮るという手法は、アンドレアス・グルスキーに似ているけれども、グルスキーのように被写体の間の空間に引き込むのではなく、厳然たる事実を観客の前に突き付ける。この意味で二人の作品の雰囲気は対照的。

 

ウォルター・ニーダーメイヤー

 

ロバート・ライマン
 1/15−2/6
 ペイス・ウィルデンスタイン

いつもながらの作品にいつもながらに幻惑される。絵画を「描くこと」に還元することで、その表面に不確定な領域を生成するのだ。

 

ロバート・ライマン

 

ワルテルシオ・カルダス
 12/3−1/16
 ギャラリー・ルロング

かつて92年のドクメンタで見て面白いと思ったブラジルのアーティストである。少ない情報をもとに作品を豊かにすることを観客の想像力に求める手法に変わりはない。

 

ワルテルシオ・カルダス