1月20日(水)ニューヨーク
ゲーリー・ヒル
 1/9−2/6
 バーバラ・グラッドストーン・ギャラリー

ホイットニー美術館の展示よりもこちらのほうが面白かった。CGのオブジェが互いに貫入可能であることを示すイメージは、趣向は単純だが軽やかで興味深い。

 

ゲーリー・ヒル

 

アルバート・オーレン
 1/16−2/27
 ルーリング・オーガスティン

絵画の善し悪しを見分けるには、その表現が大きく見えるかどうかを確かめることである。ゲイリー・ヒュームとは違った意味で、オーレンの絵画もスケールが大きい。

 

アルバート・オーレン

 

フェリックス・ゴンサレス・トーレス
 12/4−1/16
 アンドレア・ローゼン

会場に漂う孤独感と喪失感は、パセティックな雰囲気を醸し出している。

落合タム&スティーヴン・パリーノ
 1/1−1/30
 ティーム・ギャラリー

ニューヨークには珍しくカオスを作り出す展覧会。

その夜、ほとんど台詞のない役者の激しい運動だけで話題となった劇“De La Guarda”をダリル・ロス・シアターで見た。役者たちはほとんど空中を飛びっぱなし。そのうえ水や風を浴びる。立ち見の観客もそのとばっちりを受け、役者の動きの巻き添えになる。都市における野蛮の回帰、少なくともホットなものの復活か。

 

De La Guarda