1月22日(金)ニューヨークからロサンゼルスへ
チャールズ・ブリッテン
 1/23−2/27
 クレイグ・クラル・ギャラリー

カリフォルニアに住む人々の荒んだ生を撮った写真家の回顧展。ロバート・フランクよりもハードだが、ダイアン・アーバスほどグロテスクではない。

 
チャールズ・ブリッテン展案内
チャールズ・ブリッテン
展示風景
展覧会案内カード

マシュー・マッカスリン&チャールズ・ロング
 −1/30
 ショシャナ・ウェイン・ギャラリー

前者は、ヴィデオ遊園地。後者はソフトでコミカルな彫刻。

マシュー・マッカスリン チャールズ・ロング
マシュー・マッカスリン
チャールズ・ロング

ロサンゼルスに来て感じること。ここはニューヨークとは文化圏を異にしてなんでもありの世界。モダンの命運が尽きようとしている現在、それを中心となって支えてきたニューヨークの文化が瓦解しようとしている。それに対してロサンゼルスはまだ生命力があり、陽気だがどこか変、しかも素朴。だがこれらがすべてコマーシャリズムに取り込まれている。ニューヨークにはまだ残っていたモラル(今回紹介したマルティ・カルチュアリズムの活動がそれを物語っている)が、この都市にはないからだ。これがLAテイスト。