2月10日(水)
アクション
 ――行為がアートになるとき
          1949-1979
 /11-4/11
 東京都現代美術館

行為の結果としての作品から、行為そのものを作品化した記録まで、戦後30年間のアクションの軌跡をたどる大展覧会。ポロックの絵画もあれば、ゴミみたいな行為後の残滓物あり、地域的にも欧米だけでなく、南米、日本までありで、よく集めたもんだと感心する(もちろん企画したロサンゼルス現代美術館が)。79年までなのは、それ以降「アクション」という概念が「パフォーマンス」という言葉に回収されてしまい、効力を失ってしまったからだろうか。

アクション――行為がアートになるとき1949-1979