2月19日(金)
須田悦弘展
 2/19-3/20
 ギャラリー小柳

おっと作品がありません、よく見なければ。よく見ても、作品かどうかわかりません。「秘すれば花」ってヤツですか。

須田悦弘「木蓮」

「木蓮」1998

 

VOCA展99
 2/20-3/7
 上野の森美術館

今年のVOCA賞はやなぎみわ、奨励賞は堂本右美、平町公、石川順恵、高柳恵里の4人。このうち、堂本と石川はそろって95年にも同賞を受賞している。「新しい平面の作家たち」というのは毎年そんなに出てくるもんではないってことですか。それより首を傾げたくなるのは、今年からレギュラー審査員4人のうち多摩美の教授が2人になったこと。そして受賞者のうち3人までが多摩美出身に占められていることだ(ちなみに全出品者中、多摩美出身は4人だけ)。作品を見れば受賞はなるほど、うなずけないでもないが、しかし妙な詮索をされないためにもそろそろ審査員を替えるべきではないか。

VOCA展99

 

渡辺好明展「光ではかられた時」
 1/22-3/21
 川口現代美術館

ロウソクによるインスタレーション。物理的には、ロウソクをフィボナッチ数列やピラミッド型に並べて火をつけただけ、なんだけど、それがこんなに人を魅了するのだから不思議。

渡辺好明展「光ではかられた時」