タイのアーティストの個展。欧米を象徴するリンゴの模型を中心とするインスタレーションやビデオ。観客は自分の写真と交換に、このリンゴの模型をもらうことができる。欧米との関係、交換を通じての他国(日本)とのコミュニケーション、そのためのインスタレーションやビデオなど、ここにはアジアの現代美術の特質がすべて凝縮されている。
屋久島とか法隆寺とかキレーキレーに撮っているんだけど、それ以上の意図が伝わってこない。 いやもちろん「日本の世界遺産を撮る」というのが唯一最大の意図なんでしょうが、でもそれだけじゃ別世界の風景を見せられているみたいで、なんかね。
電気街の店頭に置かれたTVモニターにビデオアートを流して、秋葉原をビデオ・インスタレーションしちゃおうという計画。でもオープニングに駆けつけるのが精一杯で、まだ見てないの。