先月に続いて趣味の音楽評。ふたりの (まったく無関係の) Davidがそれぞれ出した新作の共通点、それはどちらにもゲストでビル・フリーゼルが参加していること。サンボーンのほうではかつての彼が得意とした、ヴォリューム・ペダル+ディレイを効果的に使ったなギター・サウンド、逆にシルヴィアンの作品では、最近の彼が傾倒しているカントリー・ミュージック色の濃いサウンドを聞かせてくれる。