市川美幸、眞田岳彦、林田直子の3人展。市川のクラゲの写真と林田の池の絵画がいい。特に、一見ヘタそうに見える林田の絵には不思議な魅力がある。なんだろう。
ほとんどモノクロームの抽象日本画。水平に流れる絵具のしたたりが快い偶然性を与えている。横山操よりいいかもしれない。比べるもんでもないか。くれぐれも富士の絵など描かぬように。
昨年「どないやねん!」展に出品するためパリを訪れた時、花屋で見つけたバラの写真やパリの地図、フランス紙幣などを切手仕立てにしたもの。一貫して切手にこだわりながら、切手ならぬ切手仕立てにとどまってる太田三郎って、いったいなんなの? ひょっとして郵便的?