11月25日(木)

河口彩展
 11/22-28
 トキ・アートスペース

これも「アートイング東京」のひとつ。キャンバスの木枠に色を塗ったりガラスに描いたり、絵画という存在を原理的に考える作品。


香港オルタナティヴ・アート・ナウ「大包」
 11/23-12/1
 スパイラル

香港オルタナティヴ・アート・ナウ「大包」

段ボール箱を積み上げて、そこに写真やら映像を展示している。中国本土の作家たちほど腹を据えた覚悟は感じられないし、かといって台湾の作家たちほどの切迫した享楽感も感じられない。この中途半端な印象は日本の「現代美術」にも当てはまる。


豊嶋康子展
 11/16-27
 セゾンアートプログラム

アートイング東京」最後の個展。証券会社からの通知や銀行口座の通帳や自分の小中学校時代の通信簿など(みんな「通」がつく)を、壁に一列に展示。株式市場を操作するとかいうのなら別だが、これだけじゃなんか「芸」がない。


チカ・アートフォーラム
 工房“親"
あ、ぼくの講演会。「パブリック」と「アート」をテーマにスライドを見せたのだが、その中にクリストの「アンブレラ・プロジェクト」のスライドがあって、そこから人を殺すアートプロジェクトはありうるのか否かという議論に発展した。でも酒がたりないぞ。買うてこんかい。