近代美術の精華 日本美術院創立百周年記念展
アーティスト:狩野芳崖、横山大観、菱田春草、下村観山、速水御舟、平山郁夫 他
会場:広島県立美術館
730-0014 広島市中区上幟町2-22
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会期:〜1999年1月15日
問い合わせ先:082-221-6246
開館:10:00-18:00 休館日=月曜日(12/28-1/4休)入場料:一般1000円 |
院展創設100年を記念する全国巡回展ながら、作品保存のため細かく出品作が入れ替えられたり、各会場毎の特別出品があったりで、それぞれが要チェック。広島では横山大観『屈原』に注目。
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西雅秋展
アーティスト:西雅秋
会場:広島市現代美術館
732-0815 広島市南区比治山公園
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会期:〜1999年1月24日
問い合わせ先:082-264-1121
開館:10:00-17:00 休館日=年中無休(12/29-1/3休) 入場料:一般910円 |
風化、腐蝕する鉄による大型の屋外作品で知られる。今展ではただ物質だけ残り、本来の使用機能が見出し難くなった様々な近代の遺物を石膏で型取りしたものを破壊した作品を展示。
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ヒロシマの心とジャン・リュルサ〈世界の歌〉
アーティスト:ジャン・リュルサ、ピカソ、ザッキン、草間彌生、丸木位里、他
会場:広島市現代美術館 上記参照
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会期:〜1999年3月21日
入場料:一般320円
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第2次大戦前後、フランスのタペストリー芸術復活の立役者となったジャン・リュルサ。彼が晩年に取組んだ80mを越す大作「世界の歌」を日本初公開。その他にも群馬県立近代美術館所蔵ピカソ『ゲルニカ』タペストリーや丸木位里、俊夫妻による『原爆の図』(再制作版)なども展示し、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を訴える広島をアピールする。
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第11回しぶや美術館所蔵作品展
アーティスト:小林和作
会場:しぶや美術館
720-0066 広島県福山市三之丸町8-16福山
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ニューキャッスルホテルB1会期:〜1999年1月10日
問い合わせ先:0849-28-7222
開館:10:00-18:00
入場料:高校生以上200円
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駅前のホテルの地下1階の抜群の立地条件。今展でもメインとなる小林和作を中心としたコレクション展の他に、若手を主とした近隣作家の個展もしばしば開かれる。
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会場:住建美術館
738-0301 広島県佐伯郡吉和村
問い合わせ先:0829-40-3001
開館:10:00-18:00 休館日=月曜日
入場料:一般800円
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近代日本洋画、日本画、アール・ヌーボーガラス、マイセン磁器などのコレクション作品による小企画をつなぐ。中国自動車道吉和I.Cから2kmのアクセスのうえ、温泉、スキー場との複合施設という環境に注目。
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版画展「平山郁夫大和路を歩く」
アーティスト:平山郁夫
会場:平山郁夫美術館
722-2413 広島県豊田郡瀬戸田町沢200-2
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会期:〜1999年2月23日
問い合わせ先:08452-7-3800
開館:9:00-17:00
入場料:一般700円
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本四尾道今治ルート開通間近の生口島。西日光・耕三寺(必見)に加え、この平山郁夫美術館にシトラスパーク(花と果実いっぱいの公園)と観光拠点を次々と整備。平山美術館では小規模ながらも、きめ細かく企画展をつなぎ、平山ファンのリピーターを狙う。
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鳥取美術協会とその作家たち 1924-1927年・4年間の軌跡
アーティスト:伊谷賢蔵、小早川秋声、菅楯彦、森岡柳蔵、前田寛治他
会場:鳥取県立博物館
680-0011 鳥取市東町2-124
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会期:〜1999年2月7日
問い合わせ先:0857-26-8042
開館:9:00-17:00 休館日=12/28-1/4、1/11、16、18、25、2/1入場料:一般180円
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前田寛治、辻晋堂の2枚大看板をもつ鳥取の近代美術。この展覧会では1924年3月に鳥取県出身者や県内在住作家をによって設立された鳥取美術協会の活動を出品作家達の作品によって回顧する。出品作家は伊谷賢蔵、小早川秋声、菅楯彦、森岡柳蔵、前田寛治など。
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会場:水の国 ミュ−ジアム104゜
島根県邑智郡桜江町坂本2025
問い合わせ先:0855-93-0077
開館:9:00-17:00 休館日=水曜日
入場料:一般800円
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新規開館したばかり。道に迷って近隣の博物館で所在地を尋ねても存在を認識されていなかったのはびっくりだが、建築も展示品も「なぜ!ここに!」の注目スポット。ア−トギャラリ−では「村岡三郎 Iron Water」(〜99年3月16日まで)を開催中。
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会場:島根県立美術館
690-0049 島根県松江市袖師町1-5
問い合わせ先:0852-55-4700
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1999年3月開館予定。水と調和する美術館を基本コンセプトに、開館前から建築見学会、開館準備室の作業内容についてのトークショーを開催するなど活発な動きあり。教育普及活動にも力を入れ、専門のスタッフと設備を配し、噂では開館当日にワークショップが開催されるとも……。この春、要注目!。
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第2回浜田こどもアンデパンダン
会場:浜田市世界こども美術館
697-0016 島根県浜田市野原町859-1
問い合わせ先:0855-23-8451
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開館:9:30-17:00 休館日=月曜日(12/29-1/1休)
会期:開催中〜1999年1月24日
入場料:一般200円
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「現在の児童美術館の最先端を捉え、ドキュメントとして紹介」するため、各地で注目される教育活動を実施している教員らのもとから集められた作品によるアンデパンダン展。今回はロシア、インド、フランス、ソウルからも出品ありとのこと。
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優雅な旋律 有元利夫展
会場:奈義町現代美術館
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
会期:〜1998年11月29日
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問い合わせ先:0868-36-5811
開館:9:30-17:00 休館日=月曜日・祝日の場合はその翌日
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鳴り物入りの開館から早○○年。今、奈義は……。美術館一角のギャラリーを使用しての小企画展を継続する中で、注目を集めた今回の企画展。もともと有元は岡山県津山市生まれ。父が奈義町出身だったことから開催が実現。関係者の尽力で良質な作品約30点が集まり、展示もGOOD。有元の根強いファン達をしっかり喜ばせてくれた。
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黒田清輝展
会場:成羽町美術館
岡山県川上郡成羽町下原1068-3
会期:〜1998年11月29日
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問い合わせ先:0866-42-4455
開館:9:00-17:00 休館日=月曜日(祝日の場合はその翌日)
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安藤忠雄の建築でリニュアルオープン後、郷土出身の児島虎次郎の顕彰を目的とした近代美術展と、若手現代美術作家展アートビジョンを自主企画2本柱にして着実な歩みを見せる。今展は東京国立文化財研究所所蔵品の毎年一度のご開帳展だが、児島虎次郎とその周辺シリーズの第2弾と位置付け。地元山陽新聞での紹介も効いてか、休日には駐車場待まででる空前の集客。展示場の途中に窓がある(すなわち外光が入る)展示担当者泣かせの個性的な建築空間も今回は東文研の強い指導で閉め切られるなど、全館挙げての展示で黒田芸術の真価がとってもよくわかる展示でした。
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佐竹徳絵画展 牛窓の聖者を偲んで
会場:牛窓町役場
岡山県邑久郡牛窓町牛窓4911
会期:1999年1月30日〜2月7日
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問い合わせ先:086934-3431
開館:10:00-16:00 会期中無休
入場料:無料
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一時は国際芸術祭で全国にその名を知らしめた牛窓。けれど今、牛窓のアートといえば佐竹徳。この地の風光を愛し、オリーブ園の丘から見渡す瀬戸内の風景を描き続けた作品は、「日展」「芸術院会員」のイメージとはかけ離る一見の価値あるもの。? 昨年逝去した佐竹は、その直前、手元に置き続けた約80点を牛窓町へ寄贈。今展はそのうちの20点を公開する。
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秘密の情報
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岡山のさるホテルで、エントランス、ラウンジ、ロビー全体(テニスコート6面分くらい)を提供して、現代美術作品を展示するプロジェクトが進行中。「一日中ボーとしていられる場を創出したい」というホテル関係者の意気込みに、「まあ、パリのカフェみないな場所か。パリジェンヌはいないけど、アートでどうだ」と応えたアート関係者の共謀で、1月下旬には実現予定。まだ詳細はお知らせできませんが、次回のアップをお楽しみに。
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