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高松市美術館ボランティア養成講座
会場:高松市美術館(香川県高松市紺屋町10-4)
問い合わせ先:tel:087-823-1711(担当 毛利直子)
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基本的には既に募集済のボランティア希望者のための連続講座だが、美術関係者等は見学も可。ゲストによるレクチャーの今後の予定は以下の通り。時間はいずれも13:00〜16:00。興味のある方は問い合わせを。
7月31日(土)
天野知香(お茶の水女子大学助教授)
「19世紀西洋美術史−美術とジェンダー」(仮題)
8月7日(土)
黒田雷児(福岡アジア美術館学芸員)
「教育プロジェクトとしての『アジア美術館』」(仮題)
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安徽省博物館名品展 −中国悠久の至宝−
会場:高知県立美術館(高知県高知市高須353-2)
会期:1999年8月4日(土)〜9月12日(日) 休館=8/9、8/16、8/23、8/30、9/7
入場料:一般810円/大学生500円/高校生以下無料
問い合わせ先:tel:0888-66-8000/fax:0888-66-8008
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中国東部の安徽省にある安徽省博物館の20万件を超えるコレクションから、約130点の美術工芸品を紹介。関連企画として、8月27日(金)に二胡と中国琵琶のデュオ・コンサート(有料)、8月14日(土)、22日(日)に中国映画祭(別項)などを開催。
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美術館特別上映会 中国映画祭
会場:高知県立美術館ホール(高知県高知市高須353-2)
日時:1999年8月14日(土)10:00〜、22日(日)10:30〜
入場料:前売1日500円/当日1日600円
問い合わせ先:tel:0888-66-8000/fax:0888-66-8008
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上映作品は、8月14日「項羽と劉邦−その愛と興亡−」(1994 スティーブン・シン)、「画魂−愛、いつまでも−」(1992 ホァン・シューチン)、「硯」(1996 リウ・ピンチエン)、「太陽に暴かれて」(1996 イム・ホー)、8月22日「息子の告発」(1994 イム・ホー)、「香魂女−湖に生きる−」(1993 シエ・フェイ)、「菊豆(チュイトウ)」(1990 チャン・イーモウ)、「火の鳥」(1997 ヤン・リーピン)
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夏の定期上映会「アニメーションってすごいんだよ!」
久里洋二ワンダーランド
会場:高知県立美術館(高知県高知市高須353-2)
日時:1999年8月8日(日)10:00〜
入場料:前売1日500円/当日1日600円
問い合わせ先:tel:0888-66-8000/fax:0888-66-8008
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60年代から活躍する画家、漫画家、イラストレーターであり、実験的アニメの先駆者、久里洋二(1928年福井県生まれ)のアニメーションおよび実写フィルムなど28本を紹介。また、8月4日(水)〜5日(木)、8月6日(金)〜7日(土)にこども対象ワークショップ「久里洋二ワンダーランド探検隊」を開催。
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中山ダイスケ展 Daisuke Nakayama Drawing '94-'99
会場:あーとらんどギャラリー(香川県丸亀市浜町4)
会期:1999年7月22日(木)〜8月7日(土) 休廊=月曜日
問い合わせ先:tel:0877-24-0927/fax:0877-56-1568
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中山ダイスケは1968年香川県丸亀市生まれ。現在ニューヨークと東京を拠点に活動。「人と人との関係性」をメインテーマに、特定のメディアにこだわらない作品を展開している。今回は、94年の「GRIP」から進行中の新プロジェクト「FULL CONTACT」までの仕事を、ドローイングを中心に、立体、油彩、ビデオ作品を加えた約60点で紹介。
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イサム・ノグチ庭園美術館開館記念 イサム・ノグチ展
会場:香川県文化会館(香川県高松番町1-10)
会期:1999年8月7日(土)〜8月22日(日)
開館:9:00〜17:00 休館=月曜日
入場料:一般500円/高校・大学生200円/小・中生100円
問い合わせ先:tel:087-831-1806
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イサム・ノグチ庭園美術館の開館(199年5月オープン)を記念して、県文化会館が所蔵するブロンズ作品を中心に、写真資料などとともにイサム・ノグチの足跡を探る。なお、庭園美術館の見学には往復はがきによる予約が必要。こちらの問い合わせはtel:087-870-1500/fax:087-845-6777まで。
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学芸員レポート[高松市美術館]
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高松市美術館では昨年の秋にボランティア希望者を募集し、約1年をかけて展示解説ボランティアの養成講座を行っている。とはいっても一般的な美術史や美術館学等はなるべく自分たちで学んでもらい、講座では、むしろ「美術」や「美術館」にまつわる様々なステレオタイプを再検討するような内容を設けるようにしている。ということで、7月17日にはゲスト講師として美術評論家の椹木野衣さんに来ていただいた。3時間を越えるレクチャーで彼は、20世紀の基本的な流れを、45年までの大戦期、90年までの冷戦期、それ以降のポスト冷戦期とごく大きく区分し、それぞれをinter-national、united-nation、trans-nationalという概念と対応させながら、美術や文化の動向をあえて図式的に配置していった。いわゆる「現代美術」というのは基本的には冷戦期のものを指すとか、ポップ・アートとはポピュラー・カルチャーではなく、それに対するハイ・アートからの視線の表明であるとか、近年の美術家がよくユニットを組むのは明らかにロックの影響であるとか、ごく妥当な話ながら、流通している言説とはかなり異なる内容はとても興味深いものだったが、受講生がそれを実感として咀嚼するにはまだ多少時間がかかる、かもしれない。
さて、91年から続いてきた「高松市コミュニティ・カレッジ(芸術コース)」は、予算やら何やらの関係で、現在のような形態としては今年で最後になる。といっても基本的なスタンスは例年と変わりはなく、すなわち、「美術」の制度性を捉え直すために「美術館」においてモノやテキストの根拠を再組織することとは異なるベクトル、それらの根拠の任意性を際だたせることによって不可能な「美術館」を一瞬現実に生起させること、である。今回の基調テーマは「ルート・ディレクトリ 2」、講師のラインナップは今のところ、ミスター[岩本正勝](美術家)+森岡友樹(美術家)、岡田裕子(美術家)、篠崎誠(映画監督)、竹熊健太郎(編集者、評論家)、藤本由香里(美術家、評論家)、以上すべて予定なので変更があるかもしれない。8月末頃には日程なども正式に決まる予定。
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