logo

ワールド・ニュース
[2001年11月25日号]
.




とかち国際現代アート展「デメーテル」  日本

「サイトオリエンテッド・インスタレーション」という手法を用いた野外の国際現代アート展「デメーテル」が北海道で開催される。場所の特性を読み取りその場所でしか成立しえない作品を作り上げていくため、招聘アーティストの帯広視察や札幌でのレクチャーなど、プレイベントをはじめとするさまざまな活動がすでに始まっている。

会期:2002年7月13日(土)〜9月23日(月、祝日)
会場:帯広競馬場(メイン会場)、帯広市街
招聘アーティスト(予定):岩井成昭/インゴ・ギュンター/ウォルフガング・ヴィンター&ベルトルト・ホルベルト/オノ・ヨーコ/カサグランデ&リンターラ/川俣正/金守子/蔡國強/シネ・ノマド/中村政人
総合ディレクター:芹沢高志、P3 art and environment
公式HP「DEMETER」:http://www.demeter.jp/
◎プレイベント会場
札幌:Free Space PRAHA 札幌市中央区南15条西17丁目4-30 Tel. 011-513-0977 (PRAHA Project 大橋)
帯広:広百年記念館オーディトリウム 帯広市緑ケ丘2 Tel. 0155-27-2002 (デメーテル事務局)

第2回 福岡トリエンナーレ  日本

1999年にアジアの21の国と地域が参加して開催された福岡トリエンナーレの第2回目の日程が決まり、準備も着々と進められている。

会期:2002年3月21日(木)〜6月23日(日)
進行状況紹介:福岡アジア美術館ホームページにて

展覧会「Neo-Tokyo Japanese Art Now」  オーストラリア

2001年秋より、シドニー現代美術館で日本の若手アーティストの作品を集めた展覧会「Neo-Tokyo Japanese Art Now」が開催される。5月にコマンドNがホームページ上に公開した「東京ラビットパラダイス・プロジェクト Tokyo Rabbit Paradise Project (TRaP)」もこの展覧会に出品される。

会期:2001年11月1日〜2002年2月1日
会場:オーストラリア、シドニー現代美術館

光州ビエンナーレ  韓国

第4回光州ビエンナーレは、スウェーデンとフランスからキュレーターをむかえて2002年春に開催される。

会期:2002年3月29日〜6月29日
会場:光州ビエンナーレ・ホールを中心に
テーマ:「Pause」
公式サイト:http://www.kwangjubiennale.org/
アーティスティック・ディレクター:Sung, Wan-kyung
キュレーター:Chales Esche(スウェーデン)、Hou Hanru(フランス)

パリに新しい芸術施設誕生  フランス

今年の秋、若手の実験的な作品を紹介する芸術施設「パレドトーキョー現代創造サイト」がパリにオープンする。名前に反して日本とは何の関係もないが、ジャンルを問わずに新しい作品を発表するアートセンターとして注目される。パリ市立近代美術館に隣接する建物は、1937年のパリ万博の際に建てられ、その後、国立近代美術館、国立写真センター、国立映画学校などに利用されてきたもので、今回のリニューアルではラカトン・ヴァサルが改装。ディレクターにはジェローム・サンス、ニコラ・ブリヨーの若手二人が就任、日本人キュレーターも加わリオープンの準備が進められている。

Palais de Tokyo:http://www.paris.org/Musees/Palais.Tokyo/
公式サイト:http://www.palaisdetokyo.com/
オープン:2001年11月 展覧会は2002年1月より開催
面積:3000平方メートル

パリに新しい美術館建設  フランス

ケブランリー美術館
オープン:2004年開館予定
場所:フランス、パリのブランリー河岸
目的:アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカなど、非ヨーロッパ文化のための美術館
館長:ポンピドゥー・センターの設立に携わり館長も務めた(1992〜97) ジェルマン・ヴィアット
展示:ルーブル美術館のパヴィリオン・デ・セッションに2000年4月14日仮オープン


グッゲンハイム美術館に新館建設  アメリカ

新しい美術館のオープン:2006年予定
場所:アメリカ、ニューヨークのマンハッタン南端、ウォール街に近いイーストリバー沿い
目的:第二次大戦後の収蔵品を中心に展示
建築家:フランク・ゲーリー
規模:展示面積18000平方メートル 総事業費約940億円


このコーナーに掲載する情報を募集しています。※添付ファイルは受付けませんのでご注意ください。
nmp@icc.dnp.co.jp

top

copyright (c) Dai Nippon Printing Co., Ltd. 2001