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世界初の「デジタルアーカイブ白書2001」オンデマンド版で刊行!
 
わが国で美術品や文化財等のデジタルアーカイブについて、本格的に語られるようになったのは、平山郁夫氏を会長とするデジタルアーカイブ推進協議会(JDAA)が1996年に組織されてからである。それまでもハイビジョンやIT技術を駆使したアーカイブ事例はいくつかあげられるが、アーカイブの概念と意義を社会的に周知し啓蒙したのは、やはりこの協議会の活動に負うところが大きい。発足から6年目をむかえて同協議会から待望の「デジタルアーカイブ白書2001」が刊行された。日本のデジタルアーカイブの現況と海外事情が概観できる本書は、博物館・美術館関係者にとどまらず、図書館・公文書館・資料館などの運営や地域振興、企業資料の整備・保存等に携わる関係者にとっても、待望の白書であろう。4月の発行以降、協議会関係者に配布されてきたが、7月より“IT技術を駆使してデジタルアーカイブを推進する”ことを標榜する協議会ならではの嬉しい刊行が始まった。この種の白書では恐らく世界初の試みともいえるオンデマンド版の刊行が開始されたのである。目次と仕様、発売元トランスアート社のTRANSART ONLINE SHOP のURLは以下の通り。アーカイブ関係者にはぜひとも体感して頂きたいオンデマンド出版の試みでもある。

■目次

第一部 総論
第二部 わが国の施策
 第一章 省庁の施策/第二章 自治体の施策/第三章 推進団体の活動
第三部 わが国におけるデジタルアーカイブ進展状況
 第一章 博物館・美術館/第二章 図書館・公文書館/第三章 自治体・推進団体/第四章 マスコミ
 第五章 企業/第六章 フィルム・アーカイブ
第四部 デジタルアーカイブに伴う技術の現状
 第一章 入出力機器・技術/第二章 高密度記録機器/第三章 コンテンツ流通・処理/第四章 感性・技術
 第五章 ネットワークインフラ技術
第五部 デジタルアーカイブの活用事例
 第一章 先導的アーカイブ/第二章 博物館・美術館・公文書館・大学の事例/第三章 地方自治体の事例
 第四章 パッケージ化商品事例
第六部 権利問題と契約
 第一章 権利問題/第二章 契約/第三章 合意書作成の実例
第七部 海外のデジタルアーカイブの施策と現状
 第一章 海外の博物館・美術館の動向/第二章 海外の図書館の動向
資料

■仕様
発行:デジタルアーカイブ推進協議会 / 発売:トランスアート
B5判(257×182mm)/並製 /224ページ /本体価格:¥2,500(税込価格:¥2,625)

■URL
TRANSART ONLINE SHOP:http://www.transart.co.jp


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