11月3日(水)〜11月7日(日)、NICAF[ニカフ(国際コンテンポラリーアートフェスティバル)]が東京国際フォーラムで開催された。
開会式
2日の開会式には、石原慎太郎東京都知事や各国大使館代表者らが列席してオープニング・セレモニーが行なわれた。知事は挨拶で「都庁には無駄なスペースがある。私も審査員の一人になって、若い気鋭の画家たちの作品を1週間から10日間ずつ展示し、都庁から新しい芸術が生まれるようにしたい」と芸術家を支援するアイデアを披露し会場は拍手に包まれた。
パフォーマンス
サムルノリグループの「ウリパラム[李寅煕(リー・インヒ):演出・楽器制作]」にトントゥハウスの子どもたちも参加して韓国伝統音楽によるパフォーマンス「さあお祈りを」が賑やかに繰り広げられた。
※写真をクリックすると大きなサイズで見られます。
会場風景
国内外の87画廊、約350人のアーティストの参加による作品約2500点が展示された会場。会期中、鈴木元東京都知事も会場を訪れ作品を購入していった。
第一回アジアン・ギャラリー・ミーティング「日韓文化交流会議」
中央のパネラー2人は、呉光洙(オー・グァンス、韓国国立現代美術館館長、光州ビエンナーレ・総合監督)と針生一郎 (光州ビエンナーレ特別展「芸術と人権」キュレーター)。
次回の光州ビエンナーレは、本来なら1999年の開催となるはずだったが、韓国の民主化を大きく前進させた光州事件の記念日(5月18日)を会期中に迎えるとともに、新しい千年紀を切り拓くビエンナーレにする意図から、2000年3月29日から6月7日までの開催となった経緯などが紹介された。
特別参加したセゾンアートプログラムの企画展「シヴォーン・ハパスカ展」
1997年のドクメンタ以来、世界中の注目を集めるシヴォーン・ハパスカの日本初の個展。
|
|
|
|
|
カタログ
|
展示風景
※写真をクリックすると大きなサイズで見られます。
|