THE BRIDGE
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Artists' projects

コンテナシップは、現在も進行し発展している現代美術プロジェクトです。

以下の6つのプロジェクトがすでに完成し、この船のデッキに積まれています。

Geraint Evans 「ハウスはホームじゃない」
スケッチの絵と単純なアニメーションを組み合わせた「ハウスはホームじゃない」は、郊外住宅の中をめぐるうちに人を不安な気持ちにさせるインタラクティブな作品。

David Lilley 「トーム/大書物」
3Dモデルをベースに描かれたヴァーチャルな続き部屋。どの壁にも見る人の気持ちに訴えかけるような文章が手書きされている。ここに住んでいるアーティストにはどんな過去があるのか? 記憶の危うさについて考えさせられる作品。

Brighid Lowe 「今いる場所/は/どこでもない」
ハイパースペースに漂う言葉の「とりとめのなさ」がテーマ。紙に定着したくてたまらないフレーズたちがモニターを見ている人にコメントを発しながらえんえんとスクロールしていく。人はネット・サーフィンしながらけっこう無意味な時間を過ごし、フラストレーションを感じているものだが、そのサーフィンへの豊かな批評を試みている。

Gill Ord 「ブタのしっぽ」
デジタル・キャプチャーされたビデオのコマ撮り画像が時間が経つにつれ、だんだん不完全になっていく――というオード自身の スタジオ体験をもじった作品。情報圧縮技術によって画像が標準的な色の部分だけに絞られる。そうして残った絵が見ている人の操作に反応して踊りながら画面から出たり入ったりする。

Simon Faithfull 「アデレード」
情報技術は私たちの内なるハードディスクをいっぱいにしようと企んでいるかのようである。「アデレード」は、人間とコンピュータ、両者の記憶の危うさに目を向けている。ドローイングの単純な描線の流れ──決して完全には固化しない物語が底にあることを暗示する──によって構成されている。ドローイングは、そのデジタルな構成要素へと解体したり、浮かび上がったりしながら、サイバースペースの忘却の淵に吊るされている──私たちの記憶の襞に畳みこまれた曖昧な思い出のように。

Susan Collins Cruisin'
これをサイトスペシフィックなプロジェクトとみなせば、コリンズはこの船に、デッキをぶらつくチャットの空間と一緒に乗り込んでいる。「クルージン」は、デジタル空間におけるインタラクションの問題を追求するとともに、それのもつ中毒性を通じ、私たちがこの逸脱領域にあって、どれほど強く人間どうしのインタラクションを望んでいるかを暴き出す。

Future projects
To follow...

Anna Best 'backwater.com'
あまり縁のなかったサイバースペースで最高なのは「ローカル」な所を探し出すこと。backwater.com は、オンラインの関係がその場限りの親交であることなどを明らかにする。

Janice Kerbel 'Bird Island:'
オンライン不動産の世界へ。ジャニス・カーベルが、太陽がいっぱいの島の夢を売ります。


コンテナシップは、さまざまなキュレーションによりプログラムされた作品を積んで世界を周航し、その旅は現在も続いている。当初はイギリスの現代美術中心であるが、国際的なアートセンターとしての活動に連なる状況になる日が来れば変化していくと考えられる。アーティスティックな努力や助力の国際化およびその増化傾向と、インターネット・アートの未来を定義することはアナロジーとなるだろう。

Site contents

As well as the artist's projects, there are a number of other defined areas within the site:

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