Special Feature


ケージ、ジョン
(Cage, John)
1912年9月5日〜1992年8月12日/アメリカ
1934年 南カリフォルニア大学でシェーンベルクに師事

1930年 パリで建築家ゴールドフィンガーのもとで建築を学ぶ。
1937年 カリフォルニア大学モダン・ダンス・グループの伴奏者兼作曲家をつとめる。
1939年 公共事業促進局(WPA)でリクリエーション・リーダーをつとめる。
1944年 カンニングハムとそのダンサーたちとの最初のジョイントリサイタルを行う。
1954年 旧西ドイツ(ドナウエッシンゲン)の現代音楽祭に参加。
1958年 ケージの音楽活動25周年記念コンサートがおこなわれる。(タウンホール/ニューヨーク)、「TVケルン」をテレビで初演。(ケルン)
1960年 ウェズリアン大学研究センターの教授に就任。
1962年 ニューヨーク菌類学会を創設。テュードアと共に来日、コンサートを行う(草月会館/東京)。
1966年 「ミュージアムイヴェント」上演(マーグ財団/サン ポール ド ヴァンス)
1967年 「ニュージサーカス」上演(イリノイ州シャンペンウルバナ)
1968年 「レユニオン」初演(トロント)
1969年 「デュシャンについては何も言いたくない」を制作、上演(ホランダースワークショプ/ニューヨーク)
1977年 「パンムジークフェスティバル」(東京)に参加、「音楽とドクメンタ`77、70年代の音楽、作品とプロセス」(旧西ドイツ カッセル)に参加。
1978年 「ジョンケージをめぐるフェステェバル」(ラ・サント・ボーム/フランス)
1979年 「ジョンケージフェステェバル」(ボン)
1981年 「マルセルデュシャン」展記念コンサートのためデュシャン夫人と来日。「第8回コンピューターミュージッ クコンフェス」(テキサス州テントン)で「作曲を回顧して」が上演される。
1983年 「空の言葉」上演(デトロイト・インスティテュート・オブ・アーツ)、「ミュオイス」上演(ケルン現代音楽協会)
1984年 「ミュオイス」上演(シンシナティ・アート・インステテュート、ウィットニー美術館)、「竜安寺」の世界初演(フランス)、「五つのオーケストラのための三十の作品」(コンボーケーション・ホール/トロント)
1985年 「岩のコレクション」(ザクレブ)、「9人のための音楽「(サンパウロ)
1986年 「エトセトラ2/4オーケストラス」(東京)
1987年 ドクメンタ8参加
1989年 京都賞受賞のため来日。
1992年 ニューヨークで死去。

■講演(主なもの)
1937年 「クレイド」(シアトル芸術学会)
1948年 「サティ擁護」エリック・サティフェステバル(ブラック・マウンテン・カレッジ)
1950年 「無についての講演」(アーチィストクラブ/ニューヨーク)
1961年 (イブニング・スクール・オブ・インステチュートブルックリン)
1983年 (フロリダ大学、マイアミ大学/アメリカ)

■著書(主なもの)
『記譜法』(サムシング・エルス・プレス社)、『サイレンス』(ウエズリアン大学出版)、『月曜からの一年』(ウエズリアン大学出版)、『フィネガンズ・ウェイクのよる覚書』、『空の言葉』(ウエズリアン大学出版)ほか

『Duchamp Cage&Fluxus』(三上一弘 編/足利M画廊1992)カタログ 、『MUSIC TODAY No.18 ジョン ケージ1912〜1992』(リブロポート)より転載 



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