Special Feature


土方 巽
(ヒジカタ、タツミ/HIJIKATA, Tatsumi)
1928年3月9日〜1986年1月21日(秋田県秋田郡旭川村泉八丁生れ 享年57歳)/日本
1945年秋田県立秋田工業学校卒業

1953年 9月13日「鳥」(芸名土方九日生)/日比谷公会堂(東京)
1958年 「チノとテテ」共作・共演/第一生命ホール、12月9〜10日 「埴輪の舞−静と動」作舞・出演/俳優座劇場(東京)、芸名を土方巽と改める。
1959年 5月24日「禁色」発表(全日本芸術舞踏協会新人舞踏公演第6回)/第一生命ホール(東京)、9月5日 「禁色−二部作」発表(9月5日6時の会・650EXPERIENCEの会〈6人のアヴァンギャルド〉)/第一生命ホール(東京)、12月7日 「バンザイ女」作・演出(AVANT−GARDEの会第1回)/都市センターホール(東京)
1960年 4月19日「嫁−4月19日大安」作・演出(女流AVANT-GARDE の会<第二回>)/都市センターホール(東京)、「アルジェリアに行きたい」演出・出演/都市センターホール(東京)、7月23〜24日 土方巽DANCE EXPERIENCEの会/第一年命ホール(東京)、l0月2日「聖侯爵<暗黒舞踏>」(第2回 650 EXPERIENCEの会<6人の前衛を演出する会>)出演/第一生命ホール(東京)、l0月7日 元藤 子ダンスリサイタル「エミリーの薔薇」演出/草月会館ホール(東京)
1961年 9月3日「砂糖菓子−4章」作・演出(土方650EXPERIENCEの会、「半陰半陽者の昼さがりの秘義」参章)/第一年命ホール(東京)、11月6日 「森田真弘・益代モダンダンスリサイタル」賛肋出演/大阪産経会館(大阪)、このとき同行した男性グループを初めて暗黒舞踏派と称す。
1962年 5月24日 「小野洋子作品発表会」協力・出演/草月会館ホール(東京)、6月10日 「レダ三態」作・演出(レダの会発足第一回秘演)8月15日 「敗戦記念晩餐会」参加/国立公民館(東京)
1963年 11月5日 「あんま−愛欲を支える劇場の話」発表(土方巽DANCE EXPERIENCEの会/旧草月ホール(東京)
1964年 2月29日 「他人の作品」振付(厚木凡人リサイタル)/都市センターホール(東京)
1965年 11月27〜28日 「バラ色ダンス」<渋澤さんの家の方へ>発表/千日谷公会堂(東京)
1966年 7月16〜18日 「性愛恩懲学指南図絵−トマト」発表/紀伊国屋ホール(東京)
1967年 4月1〜2日 「ゲスラー・テル群論−ピートルズによる「ガール」出品・独舞(アルトー館(及川広信)第2回公演)/草月会館ホール(東京)、7月3日 「形而情学」演出・振付(高井富子舞踏公演)/紀伊国屋ホール(東京)、8月28日 「舞踏ジュネ」演出・振付・出演(石井満隆DANCE EXPERIENCEの会)/第一生命ホール(東京)
1968年 6月13日 「猫−花嫁の踊り」出演(石井満隆舞踏公演「オジュネ抄」)/銀座ガスホール(東京)、8月3日 「D53264機にのる友達ピオレットノジェイルの方へつねに遠のいてゆく風景PACIFIC231機にのる舞踏嬢羊子」演出・振付・出演(芦川羊子第1回リサイタル)/草月会館ホール(東京)、9月28日 「まんだら屋敷」演出・振付、「猫」「コルセットの踊り」独舞(高井富子舞踏公演)/第一生命ホール(東京)、10月9〜10日 「土方巽と日本人−肉体の叛乱」発表/日本青年館(東京)
1970年 10月 「ギバサ」/京都大学西部講堂(京都)、l0月2一17日 「骨餓身峠死人葛」共演(劇団人間座公演)/新宿アートヴィレッジ(東京)
1971年 1月〜4月 「売ラブ」/新宿アートヴィレッジ(東京)、5月 「すさめ玉」/新宿アートヴィレッジ(東京)
1972年 1月21〜24日 「ギバサ」「売ラブ」「すさめ玉」/京都大学西部講堂(京都)、6月4〜5日 「すさめ玉」/池袋ファウンテンホール(東京)、9月14日 「長須鯨」演出・振付(ハルピン派結成記念公演/厚生年金小ホール(東京)、10月25〜11月20日、「四李のための二十七晩」上演/アートシアター・新宿文化(東京)
1973年 7月11日 「疱瘡譚」上演/岩手県民会館(岩手)、9月2〜16日 「踊り子フーピーと西武劇場のための15日間−静かな家」/西武劇場(東京)、暗黒舞踏派公演最後の舞台出演。、10月3〜5日 「陽物神韓」賛助出演/日本育年館(東京)、これ以後ステージ出演中止。
1974年 10月 目黒に「シアター・アスベスト館」開設
1976年 2月 「犬の静脈に嫉妬することから」(湯川書房)、アスベスト館での公演活動を封印、暗黒舞踏を完結する。
1977年 11月1〜2日 「ラ・アルヘンチーナ頌」演出(大野一雄舞踏公演)
1978年 10月23〜25日 「最初の花」作・演出(仁村桃子舞踏公演)/三百人劇場(東京)、11月27〜29日 「楼開に翼」作・演出(和栗由紀夫舞踏公演)/三百人劇場(東京) 1981年 1月23〜25日 「わたしのお母さん」演出(大野一雄舞踏公演)/第一生命ホール(東京)
1983年 1月10〜12日、25〜27日 映像構成「土方巽・暗黒舞踏」上映/planB(東京)、3月 「病める舞姫」(白水社)、4月21〜28日 「フック・オフ88−景色へ−瓲の髪型」(「スペインに桜」、「plan B寺模写」、「非常に急速な吸気性のブロマイド」三部作)構成・演出、6月16〜7月3日 「日本の乳房」構成(芦川羊子、小林嵯蛾出演)/コペンハーゲン等
1984年 5月22〜24日 「鷹ざしき」構成・演出(北方舞踏派)/草月会館ホール(東京)、8月11日〜13日 「田民泯・恋愛舞踏派定礎公演」構成・演出/第一生命ホール(東京)
1985年 2月9日 <舞踏フェスティバル−七人の季節と城>「舞踏懺悔録集成」前夜祭・講演/朝日ホール、新宿文化センター(東京)、3月30〜31日 「東北歌舞伎計画」上演/スタジオ200(東京)、5月19・26日 「親しみへの奥の手」作・演出(アスベスト館開封記念公演)、8月22〜9月5日 「日本の乳房」東北横断公演、9月15〜16、22〜23日 「油面のダリア」作・演出/アスベスト館(東京)

『土方巽展カタログ』(秋田市立千秋美術館、1991年)より転載



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