パウル・クレー・センターZentrum Paul Klee
ベルンで育った画家パウル・クレーの全作品のほぼ40%にあたる4000点もの作品を収蔵する、2005年開館の緑多きベルン郊外に位置する大規模な個人美術館。パウル・クレー財団のコレクションを中心とした膨大なクレーの作品を多角的な切り口の企画展として展示しています。データベースやアーカイブなどの研究施設や音楽ホール、ワークショップなども有し、さまざまなセミナーやイベントが行なわれる文化センターとしての側面ももっています。丘陵地帯から迫り上るような波打つ建築形態は、イタリア人建築家レンゾ・ピアノの設計によるものです。
- パウル・クレー《ドゥルカムラ島》(1938)
- パウル・クレー《計画》(1938)
- パウル・クレー《教われた場所》(1922)
- パウル・クレー《肥沃な土地のモニュメント》(1929)
- パウル・クレー《帆船》(1927)
カタログ『パウル・クレー:生活と仕事』
ミュージアムグッズは美術館のオンラインショップにて購入可能。
- 地域
- ヨーロッパ、スイス
- 所在地
- Monument im Fruchtland 3 3006 Bern
- Tel
- +41 31-359-0101
- Fax
- +41 31-359-0102
- URL
-
http://www.zpk.org/
オーディトリアム
小室舞。建築設計事務所Herzog & de Meuron(バーゼル)勤務。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.08.28- 2022.05.22 |
「パウル・クレー:彼らのあいだの人間たち」展 パウル・クレーは、「動物の目」で人々とその活動をアイロニックな視点で遠くから観察します。人類はクレーにとって、まだ解明されていない未知の種なのです。このクレーの、人間とその社会への関心は、彼の作品の大部分を占めるドローイングに表れています。クレーにとってドローイングは、見たり経験したことを抽象的な形で処理する手段であるだけでなく、イメージで考え、紙に世界を作り出す方法でもあり、これらは単なるスケッチではなく、完成した芸術作品と考えていました。 |
2022.03.20