|
日比野克彦展 ほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主催=毎日新聞社ほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
日比野克彦展 1980年代初め、後にトレードマークとなるダンボールを素材とした作品でデビューして以来、日比野克彦は、軽やかなフットワークで活動の幅を広げ、1995年、第46回ヴェネツェア・ビエンナーレに出品するなど、現代の日本のアートシーンを代表するアーティストである。 絵画、オブジェ、舞台美術、パフォーマンス、映像、デザインと日比野の作品の幅は極めて広い。個性的かつ多彩に広がるこれらの作品群は、彼の類まれなる資質から生み出されたものに他ならない。しかし一方で、日比野を語るとき、アートに様々な表現の形を要求しいる現代の社会状況を見逃すことはできない。バブル経済の絶頂と崩壊、コンピューターの普及、歪んだ人間関係など、20世紀後半、時代の大きなうねりの最先端を鋭い洞察力と旺盛な好奇心をもって走りつづけてきたパワーも日比野の魅力の一つと言って過言ではないだろう。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
四国霊場八十八ケ所―― 空海と遍路文化展 四国霊場八十八ケ所を巡礼する信仰は、遠く室町時代にまでさかのぼり、今日にいたるまで営々と受け継がれ、日本文化の基底のひとつを形づくってきました。 「四国霊場八十八ケ所――空海と遍路文化」展は、聖なる空間として近年、人気の高まりつつある四国霊場八十八ケ寺に、いにしえから伝わる寺宝と、現代の遍路をとらえ表現した写真作品で巡る展覧会です。国宝・重要文化財の仏像や絵画とともに、藤原新也、鈴鹿芳康という現代を代表する写真家が独自にとらえた現代の遍路、1950年代半ばに『岩波写真文庫 四国遍路』のために撮影された写真を展示し、弘法大師・空海と遍路文化の歴史と現在を紹介するとともに、なぜ人々が遍路をするのか、その心を探ります。 [東京都写真美術館HPより]
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
安井賞40年の軌跡展 安井賞は、画家・安井曽太郎にちなんだ美術賞で、1956年に設置され、翌年から1996年まで、美術の専門家たちが「具象的傾向の作品」を対象にした展覧会を構成し、その中から佳作賞や特別賞を除けば、毎年1点の作品に与えた賞です。 20世紀後半のわが国において、現役作家のみならず、美術評論家・美術愛好家・画学生・画商などから最も注目された美術賞といっても過言ではないでしょう。 本展は、過去40年にわたる受賞作品を可能な限り一堂の下に集め、現存受賞作家のその後の作品も併せて展示するという、安井賞の歴史と「その後」の作品を展示・検証する大胆な試みです。
|
|
|||
|
|||
|