バックナンバー
2010年05月01日号のバックナンバー
フォーカス
バーゼルの伝統──エルンスト・バイエラー(1921-2010)、ヒルディ・バイエラー(1922-2008)に捧ぐ
キュレーターズノート
工芸2.0?──ソーシャルメディア時代の工芸
[2010年05月01日号(鷲田めるろ)]
昨年12月にゲントから金沢に戻って以降、5月8日に始まる第1回金沢・世界工芸トリエンナーレの準備にあたっている。トリエンナーレのディレクターは、金沢21世紀美術館館長の秋元雄史で、キュレーターは秋元を含む5人。金沢21世紀美術館の主催ではなく、金沢市と金沢市工芸協会による開催委員会が主催している。私は、その事務局で、キュレーションまわりのコーディネーターをしている。チームをつくって街中に仮のオフィスを借り、輸送、展示の手配やカタログの作成、広報を行なっている。
北海道立体表現展
[2010年05月01日号(鎌田享)]
5月中旬から6月上旬にかけて、本郷新記念札幌彫刻美術館、北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館と、札幌市内の三つの美術館を舞台に、北海道内のアーティストが自ら企画・実施するグループ展「北海道立体表現展」が開催される。やや先取りになるが、今回はこの展覧会について触れたい。