かじこがあるのは岡山の街の中、後楽園のすぐ近くの出石町(いずしちょう)というところです。今回はかじこのご近所さんを、かじこのブログを振り返りながらご紹介したいと思います。(このブログ、「かじこに行ったつもりになれる」と一部で静かなブームです。多忙な方、ぜひご一読を。「行きたくなった」方、会期は10月末まで。まだ間に合いますよ!)
・銭湯
かじこ近くの銭湯のおかみさんのはからいで、銭湯の「かじこ割」が決定したのが7/7でした。かじこ滞在者は入浴料金が割引されます。かじこから銭湯まで歩く行為は、後日、招待作家・下道基行さんの作品になりました。8/12の帰り道は、ペルセデス流星群が見えました。そうそう、みんな銭湯と呼びますが、「宝泉相生湯」といいます。
・岡山城(ボート)
かじこの目の前には日本三大庭園の一つ・後楽園と、岡山城があります。岡山城を眺めながらボートに乗ることは、夏のかじこの定番となりました。8/15のかじコンパ(かじこでコンパがあったのです!)参加者も、8/31にやってきた中学生と小学生の兄弟も、ボートをこぎました。
・お店、ギャラリーなど
後楽園に渡る鶴見橋の近くにある富士商店は、文房具や荒物類など、昔からのロングセラー商品を扱うお店。看板娘のはなちゃんは、9/11のイベント・折り紙コンパ(かじこでは折り紙コンパもあったのです!)に参加。9/18には開店1周年のお祝いもありました。
会期中に上之町會舘にオープンしたカフェ・パラレルロッチもブログにたびたび登場。9/20には「カフェ パラレルロッチの椅子作りを手伝う日」というイベントが開催されました。
出石町内のギャラリー・アートスペース油亀とお隣・石関町のcifa-cafeは、8/2のブログで紹介されています。
また9/9には、NPO法人 ハート・アート・おかやまの事務所・アートリンクセンターに、かじこディレクターの2人が遊びに行き、瀬戸内海の島・白石島で行われる「白石島文化祭」の話を聞いています(白石島文化祭とかじこは、ともにアサヒ・アート・フェスティバル2010の参加プログラムです)。
・そのほか、みんな
8/10に登場の、出石町内で電機店を営む堀川さんと備前焼のお店を営む平井さんは友達どうし。平井さんは夏に骨折、8/17にお見舞い、経過が心配でしたが9/29のブログで復活。8/8はかじこがテレビで紹介された日で、かじこにはテレビがないために、近所に住むかじとりスタッフ・マドンナの家でいそいそと観覧。マドンナは9/30にしその実の天ぷらを差し入れてくれました。
ご近所のガラス作家・のんちゃんはなんでもできる人で、7/12の障子と襖の張り替えは彼女の指揮のもと敢行。一緒に作業しながらブログでレポートをあげたのは、岡山県の吉永町にて自宅をmenpei荘という名前でオープンしているもめさん。ほかにも、たくさんの出石町や岡山の方々にお世話になったり関わったりしながら、かじこをつくるプロジェクトは動いています。