はじめまして。「アートのお仕事」

はじめまして、藤高晃右です。11月から(おっともう中旬だ)1月末まで3カ月間に渡って、artscapeのブログを担当させていただきます。自分の個人ブログもここのところあまり更新できていないので、これをいい機会に編集の斉藤さんにお尻をたたいてもらいながらしっかりブログ執筆したいと思います。

私は6年前に東京で東京アートビートというアート情報サイトをはじめ、3年前にニューヨークに引越してきて以来、その姉妹サイトであるNY Art Beatの運営をしています。NY中にある1200以上もの美術館、そしてギャラリーでの展覧会をもれなくリスティングして人々がもっと多くのアート展覧会に、簡単に情報を探していくようにするためのお仕事です。

今回はアートビートとは少し離れて、アーティスト、インストーラー、キュレーター、アートジャーナリスト、ギャラリスト、教育者など様々なアートを取りまく「お仕事」をしているニューヨーク在住日本人の方々に簡単にインタビューさせていただき、下記のような質問を投げかけながらアートのお仕事についてリサーチするとともに、日本のみなさんにご紹介していければと思います。

- どのようなお仕事をされていますか?

- NYに来たきかっけは?

- 米国でのビザの経緯は?

- 今のお仕事に至る経緯は?

- お仕事のどういうところがプロフェッショナリティーか?

- この仕事はNYならではか?日本との違いは?

- 日本にいても同じような仕事をしていたと思いますか?

- 仕事以外でもアート関連活動は?

形式としては、事前に質問をメールでさせていただいた上でお会いし、インタビューした上で、その音声をポッドキャストとしてここで公開すると共に、テキストとして、簡単にまとめたものをここに書いていくことにします。このような人にインタビューしてほしいとか、こういう質問を加えてほしいなどあれば、コメント欄通じて、もしくは私のtwitterアカウント@pincponicにお願いします。

アーティストとしては食えていないけれど(もしくはそれを生活の糧にしたくはないけれど)それ以外のアートに関する仕事をしているなどいろいろなパターンがあると思います。東京からNYに引っ越してきた身として両方を比べた場合に、様々な意味でアートシーンの規模が違うのは明白です。アーティストとしてだけで生活できるアーティストももちろん多いですし、間接的に発生するような仕事もずっと多いように思います。そして日本では誰かが見よう見真似でやらないといけないような派生的な仕事がNYではしっかりとプロフェッショナルに機能していて全体としてハイレベルな活動がなされている気がしています。そういう部分と、やはり日本人が外国にきてそのエリアのプロフェッショナルとして仕事する上での難しさのようなものもあると思います。そのあたりがみなさんにご紹介できて、ポジティブなインスピレーションになればと思ってこのプロジェクトをやっていきたいと思います。

3カ月よろしくお願いします。

ブロガー:藤高晃右
2010年11月18日 / 12:06

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

現在、コメントフォームは閉鎖中です。