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美術界泰斗ユニット「初老耽美派」発進
最終更新日:2018年12月17日
日本のアートシーンの牽引者である高橋明也(三菱一号館美術館館長)、山下裕二(明治学院大学教授・美術史家)、冨田章(東京ステーションギャラリー館長)の3氏がユニットを組み活動を始めた。その名は「初老耽美派」。活動方針は「ぼーっと仲よく作品を眺める」こと。このたび、活動の第一弾が、旅の月刊誌『ひととき』2019年1月号([株]ウェッジ、2018年12月20日発行。市販のほか、東海道・山陽新幹線のグリーン車に搭載)の特集記事「京都 寿ぎの美」でリリースされる。大御所3人連れで、京都府立堂本印象美術館、櫻谷文庫(旧木島櫻谷[このしま・おうこく]家住宅)、妙心寺 天球院など、めいめいがオススメの場所を、とある秋晴れの2日間放談し、解説しながら観て歩くという。
このユニットの誕生は、書籍『まるごと東京ステーションギャラリー 東京駅のなかの美術館』(東京美術、2017)に収録の鼎談「独自性の強い展覧会とコレクションが魅力」が機縁となった。しかも、2018年に還暦を迎えた山下裕二氏と冨田章氏は、同じ生年月日というから、運命的な結びつきがあるのかもしれない。 この魅力的なユニット、次はどこに現われるのか。2019年の活動も楽しみだ。(artscape編集部)
※発行元・株式会社ウェッジの格別のご厚意で、「初老耽美派」が登場する『ひととき』2019年1月号を5名様にプレゼントいたします。(2018/12/25応募締切)