2019年12月01日号
次回12月16日更新予定

アートフラッシュニュース

演奏、展示、映像上映「小杉武久の2019」

最終更新日:2019年07月30日

音を使った表現の第一人者として知られる小杉武久が昨年他界しました。彼は1960年に日本で最初の集団即興演奏のための「グループ・音楽」を共同結成、60年代初めにはイベント作品が「フルクサス」によって欧米に紹介されるなど、早い時期から注目を浴びていました。1969年より「タージ・マハル旅行団」のメンバーとしてヨーロッパ各地で演奏。1977年アメリカに移住し、マース・カニングハム舞踊団の専属音楽家としてジョン・ケージらと活動を共にし、1995年から2011年まで同団の音楽監督を務めました。
同時に個人としても、世界各地のフェスティバルでの演奏や、美術館、ギャラリーでサウンド・インスタレーション作品を発表。しかし、活動の中心が欧米であったため、国内で彼の演奏や作品に接する機会は限られていました。その結果、日本における評価より、海外での評価が極めて高かったことをThe New York Times*1 に掲載された追悼記事の大きさからも改めて認識することになりました。
「小杉武久の2019」では、3会場を使って、演奏、展示、映像上映という切り口で、彼の50年以上にわたる活動の一端を紹介します。時代の趨勢とは関係なく、独自の音楽観を貫いた「だれもほかに喩える術をもたない唯一無二の芸術家」*2 による作品は、決して難解ではなく、どこか優しげな表情で我々を迎えてくれることと思います。

*1 Neil Genzlinger https://www.nytimes.com/2018/10/18/obituaries/takehisa-kosugi-dead.html
*2 松村正人 http://www.ele-king.net/news/rip/006557/

(プレスリリースより)

企画内容

I. コンサート「for KOSUGI」

日時:2019年9月1日(日)15:30開演(15:00開場) *終演後パーティーあり
場所:HALL EGG FARM
(埼玉県深谷市櫛挽 140-1)
出演:EYE、和泉希洋志、高橋悠治
料金:コンサート+1ドリンク=2,500円(当日3,000円)
コンサート+1ドリンク+パーティー参加=3,000 円(当日3,500円)
予約:Tel 090-5584-3104(サイトウ)/Fax 048-585-6687
E-mail:spacewho@hall-eggfarm.com

II. 小杉武久サウンド・インスタレーション展+映像上映

日時:2019年9月1日(日)〜7日(土) *映像上映は2日から
展示:11:00-17:00(無料) 映像上映:15:00-(無料)
場所:HALL EGG FARM
(埼玉県深谷市櫛挽 140-1)
Tel:048-585-6685(サイトウ)

III. 小杉武久 ドローイング&プリンツ

日時:2019年9月1日(日)〜9月14日(土)12:00-18:00(会期中無休、無料)
場所:360°[JINGUMAE]
(渋谷区神宮前 3-1-24 ソフトタウン青山 1F)
Tel:03-5410-2350

IV. 上映会「小杉武久の音楽と実験映画」+トーク

日時:2019年9月7日(土)〔プログラム1〕18:00- 〔プログラム2〕20:00-
場所:UPLINK渋谷
(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階)
Tel:03-6825-5503
料金:1プログラム1,500円(アップリンク会員1,300円)
チケット:UPLINK渋谷ウェブサイト(クレジット決済のみ)および、劇場窓口(現金のみ)にてチケット販売中

〔プログラム1〕18:00- *いずれも音楽は小杉武久
 北村皆雄監督「白い影への対話」(1964)美術:松目正毅、ハイレッド・センター
 北村皆雄監督「神屋原の馬」(1969)
 康 浩郎監督「オープン・スペースを求めて」(1970)
 トーク:北村皆雄監督(聞き手 川崎弘二)

〔プログラム2〕20:00-
 小杉武久コンサート「Music and Beyond」国立国際美術館 記録映像(2009)
 小杉武久コンサート「Music Expanded #2」あいちトリエンナーレ 記録映像(2016)

概要

問い合わせ先
HEAR sound art library
Tel:06-6204-1820/Fax:06-6204-1820
Mail:hear6443@yahoo.co.jp
主催
HALL EGG FARM / GALLERY 360°
企画
HEAR sound art library
プログラム IV 上映会 共同企画 UPLINK 渋谷
協力
ヒカリ美術館、川崎弘二、高嶋清俊、ニシジマ・アツシ、南隆雄、村井啓哲
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