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山中suplex個展「血の塩/Salt of the Blood」

最終更新日:2021年08月20日

山中suplex(やまなかスープレックス)は、2014年に京都と滋賀の県境にある土建屋の元資材置場を拠点に、「世界の価値観をひっくり返す」というコンセプトのもと設立された共同アトリエです。広大な敷地の中には、樹脂、金属加工、石彫、木工、陶芸などの立体表現をはじめ、大規模な作品を制作できる屋外スペースや、作品展示をできるギャラリーまで備わっています。

一般的にスタジオ存続において大きな弊害となるのが、制作に際して生じる臭いや、騒音、埃などに由来する近隣住民との確執と度々耳にします。国内にアーティストランスペースは数あれ、文字通り人里離れ山の中に存在する稀有な環境は、制作活動に集中できるのはもちろんのこと、山中suplexをはじめ、様々な場所で開催される彼ら主催のイベントや展覧会、ワークショップなどにダイナミズムをもたらし、たくさんの人が訪れ好評を博しています。

今回、LEESAYAで開催する「血の塩/Salt of the Blood」と、10月に行われる福知山での展覧会「余の光/Light of My World」の2部構成で、立体と平面、それぞれのディレクションからアート作品の体系について再考を試みます。

普段とは違う設えのLEESAYAにて、山中supelxメンバーのうち8名が立体作品を展示いたします。展覧会初日には関西から作家も在廊いたしますので、ぜひご高覧いただけましたら幸いです。


出展作家

前谷開、小笠原周、坂本森海、小宮太郎、本田大起、石黒健一、若林亮、村上美樹(以上、山中suplex)

キュレーター

堤拓也(山中supelxプログラムディレクター)

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展覧会概要

会場
LEESAYA
 (東京都目黒区下目黒3-14-2)

会期
2021年8月21日(土)〜9月11日(土)
入場料
無料
休館日
月・火・祝日
開館時間
水曜〜土曜:12:00-19:00
日曜:12:00-17:00
問い合わせ先
LEESAYA
TEL/FAX:03-6881-4389
ウェブサイト
https://leesaya.jp/exhibitions/saltoftheblood/