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国松希根太展 地景を刻む

最終更新日:2022年09月20日

国松希根太のアトリエである飛生(とびう)アートコミュニティー(旧飛生小学校)全域を使った展覧会を開催します。2002年の秋に飛生に移り住み、制作拠点としてから20年が経ちます。

住み始めた当時は、長年放置されていた家(旧教員住宅)を直し、アトリエの制作環境を整えるところから始めました。そうして飛生で暮らしながら制作をすることで、自身の考え方や作風がそれ以前とは大きく変化しました。

それは単に使用するマテリアルの変化といったような些細なことではなく、飛生で暮らす中で感じてきた土地の磁力のようなものが、自分自身をも変化させ、それが作品性に表れ出てきたのではないかと感じています。

今回の展覧会は20年を振り返る回顧展ではなく、新作の彫刻やインスタレーションを体育館や教室、廊下などの校舎内で展示し、校舎裏の旧教員住宅では自身もメンバーとして土地のフィールドワークを続けるアヨロラボラトリーの展示「lab in the forest vol.4」で構成します。「自分が見ている地景、そして作品が生み出される現場で作品を見せたい」という思いが数年前から募り、今回の開催に至りました。この展覧会をみるのと同時にこの土地を巡って体感していただけると幸いです。

ウェブサイトより)

国松希根太 プロフィール

1977年、札幌市生まれ。多摩美術大学美術学部彫刻科を卒業後、2002年より飛生アートコミュニティー(北海道、白老町)を拠点に制作活動を行なう。近年は、地平線や水平線、山脈などの風景の中に存在する輪郭(境界)を題材に彫刻や絵画、インスタレーションなどの作品を制作している。また、Ayoro Laboratoryの活動としてアヨロと呼ばれる地域を中心に土地のフィールドワークを続ける。飛生アートコミュニティー代表。

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「コミュニティー」と「祭り」のあり方──飛生芸術祭から見えてくるもの|立石信一:キュレーターズノート(2020年09月15日号)

展覧会概要

会場
飛生アートコミュニティー(旧飛生小学校)
(北海道白老郡白老町字竹浦520)
会期
9月23日、24日、25日
10月1日、2日、8日、9日、10日、15日、16日、22日、23日、29日、30日
11月3日、5日、6日
*土、日、祝のみ開催(計17日間)
入場料
無料
開館時間
10:00〜16:00
主催
飛生アートコミュニティー
ウェブサイト
https://kinetakunimatsu.com/9197