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アトリエみつしま企画展 まなざす身体

最終更新日:2022年09月30日

まなざしとは「何かを見ている人の目の様子」を指しますが、私たちは相手の目を見ずともまなざしを感じたり、その人全体から発せられる心の向きをまなざしと捉えていたりもします。そのように考えると、心のあり方を伝える媒介としてのまなざしは、目という器官を超えた身体そのものの現象として、私たちの感情生活に寄り添っているとも考えられるのではないでしょうか。

本展では、しらとりけんじ・光島貴之という2名の全盲の作家、および、池上恵一・伊庭靖子・中ハシ克シゲという3名の晴眼の作家を迎え、まなざしの身体性をテーマとした展示をおこないます。本展の問いかけに対し、見えない者と見える者がそれぞれの立場から応答した作品群をとおして、みなさまが新たなまなざしと出会うきっかけとなることを願っています。

ウェブサイトより)

関連イベント

*各イベントの参加には展覧会の観覧料が必要となります。
*参加申し込み方法についてはこちらをご覧ください。

トークイベント

日時|2022年10月2日(日)14:00~16:00
概要|出展作家によるギャラリートーク(YouTubeにて配信予定あり)
テーマ|「まなざしと美術」
登壇者|池上恵一、伊庭靖子、しらとりけんじ、中ハシ克シゲ、光島貴之
司会|山下里加(京都芸術大学・教授)
定員|20名(事前予約制)

対話鑑賞イベント

日時|2022年10月16日(日)14:00~16:00
概要|視覚に障害のある人と一緒に出展作品を数点言葉で鑑賞します。
定員|10名(事前予約制)

対話鑑賞ナイトツアー

日時|2022年10月22日(土) 18:00〜20:00
概要|少人数のグループに分かれて、視覚に障害のある人と一緒に館内を回ります。
定員|視覚に障害のある人3名、見える人9名(事前予約制)

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展覧会概要

会場
アトリエみつしま
(京都市北区紫野下門前町44)
会期
2022年10月1日(土)~10月30日(日) 
入場料
500円(小学生以下、障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料)
休館日
月曜日 *ただし、10月10日(月・祝)は開館、10月11日(火)は休館
開館時間
11:00~18:00
問い合わせ先
アトリエみつしま
TEL:075-406-7093
主催
アトリエみつしま
出展作家
池上恵一、伊庭靖子、しらとりけんじ+新谷佐知子・吉田亮人、中ハシ克シゲ、光島貴之

助成
独立行政法人日本芸術文化振興会 芸術文化復興基金、公益財団法人花王芸術・科学財団 芸術文化助成
協力
一般社団法人HAPS
ウェブサイト
https://mtsm.jimdofree.com