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Craft Alive AI x Live Performance Presented by Dentsu Craft Tokyo

最終更新日:2022年12月07日

本イベントは「音楽とAIの共生」をテーマに、米国の音楽シーンで活躍するアーティスト・BIGYUKIによるAIオーディオプラグイン「Neutone」(*)を用いたパフォーマンスや、ジャンルを超えた幅広い活動で注目を集める打楽器奏者・石若駿と山口情報芸術センター[YCAM]による石若自身の演奏を学習させたAIとの即興セッションを披露するなど、AIとライブパフォーマンスを融合させた新しい音楽体験をお届けします。

*「Neutone」:最新のAIモデルを使い、革新的な音楽表現を生み出すためのプラグインを軸として、AI開発者・リサーチャーと音楽クリエーターの距離を縮めるための新しい取り組み。このプラグインはDigital Audio Workstation (DAW) 上で動作し、深層学習を使ったDSP(デジタル音処理)モデルをリアルタイムで駆動。これまでアーティストやクリエーターにとっては敷居の高かったAIの利用を、汎用的なプラグインを通じて、簡単に創作プロセスに導入することができる。また、AIの研究者やエンジニアは、本プラットフォームを通じて、新規に開発されたモデルを、簡単に音楽・サウンドクリエーターと共有することができるようになる。

プレスリリースより

BIGYUKI feat. Neutone

NYをベースに活躍するキーボディスト/プロデューサーBIGYUKIが、最新のAI音響合成/音楽生成モデルをホストするオーディオプラグイン、「Neutone」を用いた新しいタイプのパフォーマンスに挑戦します。BIGYUKI本人の声などを学習したAIを用い、これまで不可能だった音色のリアルタイム変換を行うほか、AIリズム生成モデルとのジャムセッションなど、AIがBIGYUKIのソロパフォーマンスに新しい奥行きを与えます。
ステージ演出として、Dentsu Craft TokyoのエンジニアチームがBIGYUKIとNeutoneの対話を可視化し、ハードウェアとソフトウェアが融合した体験可能な表現として昇華させます。

Shun Ishiwaka+YCAM “Echoes for unknown egos”

2022年6月に山口情報芸術センター[YCAM]で初演されたパフォーマンス「Echoes for unknown egos―発現しあう響きたち」。<自分と共演すること>をテーマに、石若の演奏データをもとに、多様な音の表現を可能にする、人工知能をはじめとする「エージェント(代行者)」を開発。石若とエージェントたちによるセッションを通して、未知の音や自分自身と出会う実験的パフォーマンスです。

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「共演者」がもたらす想像力──AIとパフォーミングアーツの現在|竹下暁子:キュレーターズノート(2022年09月15日号)


イベント概要

会場
代官山UNIT
(東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 ザ・ハウスビル B1F)
会期
2022年12月9日(金)
入場料
3,000円(ドリンク別)
*全席スタンディング、再入場不可、飲食物の持込不可
*20歳未満は入場不可(入場時に年齢確認を行う場合があります)
*整理番号順でのご入場となります
https://eplus.jp/sf/detail/3760960001
開館時間
開場:18:00 / 開演:19:00 / 終演:22:00
問い合わせ先
Dentsu Craft Tokyo
dct@dentsu-crx.co.jp
主催
Dentsu Craft Tokyo
出演アーティスト
BIGYUKI、石若駿、山口情報芸術センター[YCAM]、Nao Tokui、MOODMAN、Sountrive
ウェブサイト
https://www.dentsu-crx.co.jp/news/2022/3933/